出版社内容情報
生物学者が考える永遠に生きる方法
ヒトは本来40歳が寿命であり、現代人は膨大なエネルギーにより生かされている「人工生命体」だ。自らも老齢となった著者が人間にとっての寿命を思考。「私」だけの幸せを追及する現代社会にも一石を投じる異色作。
内容説明
ヒトは生物学的見地から見れば41.5歳が寿命であり、現代人は膨大なエネルギーにより生かされている「人工生命体」だ。大学を定年となり、年齢を重ねた著者が人間にとっての寿命を思考。「私」だけの幸せを追求する現代社会にも一石を投じる異色作。
目次
第1章 社会問題をナマコから考える―地上に楽園を作り上げた生物
第2章 生物多様性はなぜ大切?(上)―人類に豊かさをもたらしてくれるもの
第3章 生物多様性はなぜ大切?(下)―「私とはなにか」をとおして考える
第4章 ゾウの時間、ネズミの時間、社会の時間
第5章 コンピュータと子どもたち
第6章 老いの生き方―時間と遺伝子から解放された自由を生きよう
著者等紹介
本川達雄[モトカワタツオ]
1948年宮城県仙台市生まれ。東京工業大学名誉教授。東京大学理学部卒業。琉球大学助教授などを経て、91年より東京工業大学教授。2014年3月定年。専門はナマコの生物学。高校生物の教科書の執筆・編集にも携わる。歌う生物学者としても知られ、高校、大学の生物学や「生物多様性」「ナマコ」などをテーマに作詞作曲、そして歌唱を自らこなす。定年後は全国の子どもたちへの出前授業を精力的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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