出版社内容情報
身近なものや形の「およその測り方」がわかる科学よみもの。豊富な図版と平易な解説で身の回りの「数字」がクッキリ立ち上がり、ものの見え方が変わる理系エンタテインメント。
内容説明
身近なものや形の「およその測り方」がわかる科学よみもの。高さ、距離、時間、速さ…豊富な図版と平易な解説で身の回りの「数字」がクッキリ立ち上がり、ものの見え方が変わる理系エンタテインメント!
目次
第1章 身近なモノで測る(知る意思が「道具」を生む;身体尺―体で測る ほか)
第2章 算数・数学の初歩でグッと差をつける(数学は気のいい仲間;円の性質を利用する ほか)
第3章 「自然」を測る(知識はあなたの身を守る;天気予報に強くなる ほか)
第4章 人に教えたくなるこんな測り方(技あり!工夫をして測る;上手に「はかり」、使えてますか? ほか)
第5章 あなたの知らないはかりと測り方の話(先人の知恵はカッコいい;計測の達人 三角定規―大人になって知る真価 ほか)
著者等紹介
星田直彦[ホシダタダヒコ]
1962年、大阪府生まれ。奈良教育大学大学院修了。中学校の数学教師を経て、桐蔭横浜大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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リキヨシオ
33
絶海の孤島、孤立した洋館、吹雪の中のコテージ…思わぬ形で訪れた先で起きた殺人事件!吊り橋は落とされ電話線は切られ携帯も圏外…助けは来ないが犯人はこの中にいる!そこで本書の知識を活かせば…一気に探偵ポジションを確立できる事間違いなし!?でもこの本で推理力がつくわけではなく、便利になった世の中で失われた「様々な単位を身近な物を使って測る事」が目的の本書では、身体尺、プチ測量、自然を測る、様々な測り方の知識が述べられる。勉強になったけどこの知識を記憶しておくのが大変で便利な世の中だから披露する場面は少ないかも…2017/01/13
yoneyama
3
自分の歩幅を憶えておいて距離を張る。自分の体の寸法を憶えておいて長さを測る。この魅力は、まえがきにもあるように、GPSで失った「概念と現実を結びつける力」なのでした。 常々人に話す、山の尺度は、標高差は300m/毎時。水平歩行は4km/毎時。これでいつも山行計画をたてます。 この本ではいろんな身体計測法が書いてあっておもしろいです。 ●親指と人差指を広げた長さ(咫(あた)、僕は15センチ)、親指と小指を広げた長さ(スパン・僕は20センチ)。 2017/12/18
伊達酔狂
2
☆☆☆☆☆2023/10/23
wang
1
自分の体や身の回りのものを使って色々なものを計測する方法など豆知識が沢山。その根拠や数学的証明もあるが、ごく簡単なものなのである程度が知識もあれば細かい部分は後から求める事も可能。記憶しておいたほうがいいものも多数。2020/07/25
須那 雄太郎
0
購入(kindle)2017/10/07