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出版社内容情報
時は幕末。京都にて異端の浪人・時代己道はエルフの少女のため天才剣士・沖田総司と剣を交え、その命を散らす。
「――なんで生きてんだ、俺」「おにーさん! よかった!」
だが少女・メスティーの身を賭した魔術により蘇生された!?
「私の何を捧げても、おにーさんに生きて欲しかったの」
当初命の執着などなかった己道だったが、沖田総司との再戦、そして己道に生きてほしいと語る少女の声を経て一つの覚悟を決める。
「メスティー。お前のために、俺は生きよう」
死ぬためでなく生きるため。魔導の力を身につけた侍は少女と共に幕末を駆ける。
新時代のボーイ・ミーツ・ガール、開幕!
【目次】
内容説明
時は幕末。京都にて異端の浪人・時代己道はエルフの少女のため天才剣士・沖田総司と剣を交え、その命を散らす。「―なんで生きてんだ、俺」「おにーさん!よかった!」だが少女・メスティーの身を賭した魔術により蘇生される。「私の何を捧げても、おにーさんに生きて欲しかったの」当初命の執着などなかった己道だったが、沖田総司との再戦、そして己道に生きてほしいと語る少女の声を経て覚悟を決める。「メスティー。お前のために、俺は生きよう」死ぬためでなく生きるため。魔導の力を身につけた侍は少女と共に幕末を駆ける。新時代のボーイ・ミーツ・ガール、開幕!
著者等紹介
鞘童子[サヤドウジ]
第38回ファンタジア大賞〈大賞〉受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
62
幕末に魔術やエルフが出てくる時代小説とファンタジーが合体したライトノベル。著者は時代劇がお好きな方らしく、描写がかっちりとして安定感あり。幕末が舞台ながら当然普通の時代小説に出てくる幕末ではなく、世界観を作り込んでいるのに飲み込みやすい。特に良かったのは剣戟シーン。斬り合いの描写だけでも良い上に、魔術まで使うので別の駆け引きが乗っかるのが面白い。中盤は侍の己道とエルフのメスティーとの相棒小説的で終盤は伝奇ロマン的に変化する。新選組の面々にも見せ場があり、山場は盛り上がるし一冊でコンパクトにまとまっている。2026/02/20
和尚
39
これは面白かったですね! 始まりの場面、世界観もキャラも表れててもうここで好きで、最後までその好きの感覚のまま読み終えられました。 主人公の己道とヒロインのメスティーとの関係性も良かったし、ファンタジー幕末ではあるものの歴史好きをくすぐってくれる志士達に、コミカルとシリアスの融合。 なんだか、すごく良い意味での銀魂の空気を感じる。 物語の波も最後の盛り上がりまで非常に引き込まれる良作でした!2026/01/23
よっち
34
幕末の京都でエルフの少女メスティーをかばい、天才剣士・沖田総司相手に命を散らした異端の浪人・時代己道。身を賭した魔術で蘇生してくれた彼女に協力する幕末ファンタジー。メスティーを助けることになった異端の浪人己道が、新選組や魔術師、邪神の影が絡む混沌の時代を駆け抜けるストーリーで、メスガキっぽいメスティーと魔術と剣術を併せ戦う己道の関係や、それぞれの過去から繋がる因縁もあって、新選組の沖田総司やハーフエルフのアキとも共闘しながら、仇敵レオンハルトに挑む熱い展開は、メリハリも効いていてなかなか面白かったですね。2026/01/21
真白優樹
12
世界に降り注いだ流星群の後、ファンタジー世界へと変貌した地球で、魔術を使う浪人の青年とエルフの少女が出会い始まる物語。―――見つけた己の武士道、守り抜くためその力を振るえ。 正にこの時代背景、この世界でしか描けぬボーイミーツガール。命が軽く、死闘に溢れた中で絆を結び駆け抜けていく物語であり、大賞も納得の面白さに満ちている物語である。選んだのはこの世界、歩き出すのは見果てぬ彼方。果たして手を繋いだ二人は、今度はどんな世界を見ていく事になるのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。2026/01/20
RRR
11
大賞に輝いた作品です。まず、キャラが確立されており、感情移入しやすい。反目しながらも惹かれる、ボーイミーツガールあるある。独立した世界観がうまく馴染んでいる。おまけに、新選組が絡むのも良き。かなり当たりで、大賞なのも理解できました。2026/02/12




