出版社内容情報
特装版は小説2巻と48P小冊子がセットになった豪華仕様! 小冊子には、原作者・モクモクれん描き下ろし9Pコミックと、著者・額賀澪書き下ろし短編2本『弔いはいつか』『西へ』が収録されています。
【目次】
内容説明
帰ってきたヒカルが、親友だった忌堂光とは別のナニカであると知りつつも離れられない佳紀。隣に光がいて、毎日一緒に学校に通う。何年も繰り返してきた日常を続けているが、ヒカルが時折見せる人間とは違う価値観に恐怖を覚えた佳紀は―「俺が責任を持って、こいつを殺さなきゃいけない」とうとうヒカルとの離別を決意する。一方、クビタチで起こる怪奇事件の調査にやってきた謎の男・田中は、山から下りてきたナニカが原因の一端だと気づく。そのナニカをあぶり出すため放った猟犬が、ヒカルと佳紀に襲いかかり…?大人気の青春ホラーコミック、ノベライズ第2巻。
著者等紹介
額賀澪[ヌカガミオ]
1990年、茨城県生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。2015年に『ヒトリコ』で小学館文庫小説賞を、『屋上のウインドノーツ』で松本清張賞を受賞
モクモクれん[モクモクレン]
『光が死んだ夏』で商業連載デビュー。連載開始から1年足らずで同作品が『このマンガがすごい!2023』(宝島社)オトコ編第1位、「マンガ大賞2023」第11位を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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いりあ
1
額賀澪による「光が死んだ夏」の小説版の第2巻。モクモクれんの同名コミックスのノベライズ。2025年にTVアニメが放送されます。佳紀はナニカと入れ替わった親友のヒカルと一緒に行動するが、村の中では次々と奇怪な事件が起こる。小説も謎解き編に突入です。コミックを読んでいるので内容は知っていますが、表現方法が変わると感じ方が変わって楽しいです。絵のインパクトも最高ですが文字のじわじわくる感じがホラーやミステリーには合っている気がします。小冊子の光のお墓の話や田中の話も良かったです。というか田中、やっぱり良い奴…。2025/07/29