富士見ファンタジア文庫<br> 勇者は使い捨てられて

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富士見ファンタジア文庫
勇者は使い捨てられて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 313p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040758602
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

 異世界の征服を企む魔王軍と、地球人・異世界人連合軍の『魔王戦争』が終結してから五年。元エリート勇者の高砂峰秀は、“勇者”を必要としない平和な地球で就活に苦しんでいた。

 ある日、峰秀は戦時下の上官・御子柴美玲からテロリスト化した『無貌勇者』を壊滅させる任務に就くよう勧誘される。
 任地に赴く峰秀を待っていたのは、かつての戦友・阿知波典華だった。

 「ボクたちを忘れた社会なんて、破壊しよう。ボクにはキミが必要だ、峰秀」

 ――使い捨てられた勇者を突き動かすのは、大義に殉じた勇者を弔う復讐か、勇者が目指した平和そのものか。
 第37回ファンタジア大賞《銀賞》受賞作、堂々開幕!


【目次】

内容説明

異世界の征服を企む魔王軍と、地球人・異世界人連合軍の『魔王戦争』が終結してから五年。元エリート勇者の高砂峰秀は、“勇者”を必要としない平和な地球で就活に苦しんでいた。ある日、戦時下の上官・御子柴美玲からテロリスト化した『無貌勇者』を壊滅させる任務に就くよう勧誘される。任地に赴く峰秀を待っていたのは、かつての戦友・阿知波典華だった。「ボクたちを忘れた社会なんて、破壊しよう。ボクにはキミが必要だ、峰秀」―使い捨てられた勇者を突き動かすのは、大義に殉じた勇者を弔う復讐か、勇者が目指した平和そのものか。第37回ファンタジア大賞《銀賞》受賞作、堂々開幕!

著者等紹介

右弐沙節[ミギニサセツ]
第37回ファンタジア大賞で銀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

26
異世界征服を企む魔王軍との『魔王戦争』が終結してから5年。勇者を必要としなくなった平和な地球で悩める元勇者たちの苦悩を描くファンタジー。就活で連敗中の元勇者の大学生・高砂峰秀が、かつての上官・御子柴からテロリスト化した『無貌勇者』を壊滅させる任務に就くよう勧誘され、赴いた任地でかつての戦友・阿知波典華と再会する展開で、忘れられない苦い過去に対する復讐、元勇者が顧みられない社会に対する鬱屈がなかなかリアルで、複雑な想いを揺さぶられ選択肢に葛藤しながらも、前を向いて因縁に決着をつけた高砂の覚悟が印象的でした。2025/06/20

ホシナーたかはし

15
戦力として招聘されて戦後のフォローが無いのは、第二次大戦以降どこの世界でも同じ事。本作に関しては、国連がやとってやれば良かったのでは?て思ってしまう。2025/06/23

真白優樹

14
異世界からの侵略者である魔王軍と、異世界人と地球人の連合が戦った世界で、元勇者で現就活生な青年が、かつての上司に呼び出され始まる物語。―――正義なく捨てられた世界で、その胸に宿す理由は何のため。 何の保障もなく放り出された世界で、己の生き方に悩み。そんな中、終わり損ねたかつての戦友たちとの戦いに巻き込まれていく物語であり、己の中の熱を新たな方向に導き歩き出す、何処か生々しさと苦さの中に確かな熱さがある物語である。一つ越えて、先に去った者達の思いを背負い。その先に待つ戦いとは。 次巻も勿論楽しみである。2025/06/21

椎名

9
平和になった世界、勇者という立場が必要なくなった場所で、それでもかつての戦争の中に取り残されている者たちの物語。舞台設定なんかは今の流行や王道に沿っているように思えるが、確かに勇者として戦争の前線で、それも多感な時期の数年を過ごしていたらこうなるだろうというPTSD、戦うことしかしてこなかったからこそ落ち続ける就職活動と嫌にリアリティが高い。お祈り続きの日々から始まり、ラストもまたそこに帰結するというのがものすごく綺麗に纏まっている。そして単純に文章が上手い。個人的にはかなり期待の新人。2025/06/26

尚侍

8
ものすごく面白かった。最初はタイトル通りの展開だなと思いながら読んでいましたが、最後まで読んでもう一度このタイトルの意味を考えるとその重さがより感じられますね。ある意味今の世相の漠然とした感情の捌け口になるような内容でしたが、彼らが抱いている感情を否定することはできないし、仮に自分がそういう環境であったとしたらそうする可能性も否定できないと考えると、非常に考えさせられる作品でした。全体的に荒削りではありましたが、作者の主張が感じられる良作だったと思います。2025/07/01

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