出版社内容情報
《山の国》の公爵令嬢ヴァレリアは王太子妃になるため、ひたむきに努力してきた。
しかし妹の計略で処刑が決まる。
運良く《麦の国》の青年アルバに助けられ、行き着いたのは小さなスープ店だった。
傷ついたヴァレリアの心は、あたたかいスープと無償の親切にほどけていく。
そしてシーナと名を変えて、店で働くことに。
具だくさんの日替わりスープと、焼きたてのパンに手作りジャム。
不慣れでも誠実なシーナの料理は、アルバや訳ありのお客をほっと癒やして――
追放された公爵令嬢の、おいしくてやさしいスローライフ。
==登場人物==
○シーナ(ヴァレリア)
《山の国》の名家の長女。
地味でつまらないと言われ、華がある妹と比べられてきた。
婚約者の王太子も妹を愛するようになり、処刑されてしまう。
○アルバ
《麦の国》で農業に携わる青年。
エルザが営むスープ店の隣家に住む。
懸命なシーナを支えるが、彼にも何か事情があるようで――。
内容説明
《山の国》の公爵令嬢ヴァレリアは王太子妃になるため、ひたむきに努力してきた。しかし妹の計略で処刑が決まる。運良く《麦の国》の青年アルバに助けられ、行き着いたのは小さなスープ店だった。傷ついたヴァレリアの心は、あたたかいスープと無償の親切でほどけていく。そしてシーナと名を変えて、店で働くことに。具だくさんの日替わりスープと、焼きたてのパンに手作りジャム。不慣れでも誠実なシーナの料理は、アルバや訳ありのお客をほっと癒やして―追放された公爵令嬢の、おいしくてやさしいスローライフ。
著者等紹介
タカナシ[タカナシ]
2018年、『カモフラ結婚 交際ゼロ日、夫婦はじめました』(メゾン文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。