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出版社内容情報
「どうしてそんなに私を勘違いさせるのっ! もう好感度これ以上上がらないよ!?」(←この国一番の美貌を持つ王女)
俺に懐いてくる隣の席の子犬系美少女……実は王女でした。
貴族ばかりの魔導学園で特待生として入学した俺・ハイム。
平民と蔑まれるのも気にせず、魔術を研鑽していたら、ある日、王女の正体という国家機密を知ってしまう。
秘密を抱えながら、彼女を狙う傲慢貴族から守るために恋人のフリをすることに。
「ハイムくんと一緒にいたい! いたいいたいいたいの!」
二人きりで密着。手作りのお弁当。
俺の前でだけ王女様の態度はどんどん甘々に――
糖分たっぷりのロイヤルラブコメ開幕!
内容説明
「どうしてそんなに私を勘違いさせるのっ!もう好感度これ以上上がらないよ!?」(←この国一番の美貌を持つ王女)俺に懐いてくる隣の席の子犬系美少女…実は王女でした。貴族ばかりの魔導学園で特待生として入学した俺・ハイム。平民と蔑まれるのも気にせず、魔術を研鑽していたら、ある日、王女の正体という国家機密を知ってしまう。秘密を抱えながら、彼女を狙う傲慢貴族から守るために恋人のフリをすることに。「ハイムくんと一緒にいたい!いたいいたいいたいの!」二人きりで密着。手作りのお弁当。俺の前でだけ王女様の態度はどんどん甘々に―糖分たっぷりのロイヤルラブコメ開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
23
貴族ばかりの魔導学園に特待生として入学した平民のハイム。周囲に蔑まれるのも気にせず魔術を研鑽していたある日、王女の正体を知ってしまうラブコメファンタジー。ハイムを気にかけてくれるクラスメイトの女の子フィーアは、実は変身魔法で下級貴族の娘として通っていた第三王女で、懐いてくる彼女と甘い関係を築いて秘密を共有しながら、フィーアを狙う傲慢貴族と対峙していく展開で、これまで悪目立ちすることを避けるために実力を加減していたハイムが、彼女とともにあるために覚悟を決めてその実力を見せる熱い展開はなかなか良かったですね。2024/12/20
まっさん
19
★★★ 貴族ばかりの魔導学園で珍しい平民の特待生として入学したハイムは、日々傲慢な貴族達にちょっかいをかけられながらも充実した日々を過ごす。そんな彼と唯一親交を持つのはクラスでも人気の子犬系美少女・フィーア。平民の立場を気にせず、いつも穏やかに声を掛けてくれる彼女との一幕を楽しみつつ、魔術の研鑽に励むハイム。ある日、とある偶然からフィーアの正体がこの国一番の美貌を持つ王女・ステラフィアである事を知ってしまう。そんな中、秘密を抱えつつ、彼女を狙う傲慢貴族から守る為に恋人のフリをすることになって… 王道→2025/01/05
しぇん
18
魔法があるせかいのファンタジーラブコメ。最初からお互い好感度MAXて感じでした。やられ役の脳筋は、単に嫌なやつすぎたかなと2025/01/13
rotti619
13
隣の席の少女が実は王女様だった+俺tueeeee系。平民だが、魔導学園の特待生として入学したハイムが差別を受ける生活も送るも、仲良くなった隣の席のフィーア・カラットが、実は王女様の仮の姿だった、というお話。王女様だが、身分違いの恋という話ではない味付けがされており、そこに障害がないため、フィーアが堂々とアプローチをかけてくるのが特徴。特待生だけあって、魔法について無敵に近いハイムが圧勝する姿は王道ながらスッキリさせる内容となっていた。フィーアがかなりノリの良い性格をしているので、テンポが良かった。2025/01/28
真白優樹
11
魔導に優れた王国の、貴族の子供達が通う学園で、特待生である平民の少年が級友の正体が王女であると知り始まる物語。―――その思いに応える為に解き放て、己の本気。 悪役にざまぁするカタルシスをスパイスにしつつ、ロイヤルな存在との甘々でこそばゆいラブコメを繰り広げる物語であり、心温まる、初々しいラブコメに悶える、かもしれぬ物語である。まずは一つ乗り越えて、結ばれる二人の関係。果たして真に結ばれるために、何かを為す事は出来るのか。そして王女は今度は少年を守ることは出来るのか。 次巻も読みたいものである。2024/12/21