出版社内容情報
母の形見の行方を追う孤独な少女・アイレは、
手がかりを求め、差出人不明の招待状を携えて仮面オークション会場に足を踏み入れる。
絵画、宝石、アンティーク…。様々な品の売り立て(セール)が進行する中、
アイレは特殊な審美眼で、商品の中に贋作が紛れ込んでいることを見破る。
これをきっかけに、オークションを運営する侯爵家の若き当主・バルトルートに才能を見出され、
物腰柔らかな第五王子・フェリクス、ムードメーカーの男爵家次男・ジョシュアとともに、
オークショングループ<ハウス>の一員として、彼らの仕事を手伝うことに!
最初は上から目線のバルトルートが気に入らないアイレ。
しかし他人に上手く頼ることができない自分の性格を見抜き、
不器用ながらも手を差し伸べてくれるバルトルートに、徐々に心を開いていく。
しかし同時に、異常なまでに物の真贋に固執するバルトルートに違和感を覚える。
どうやらその理由は、彼がオークションを主催しているわけにも深く関わっているようで…?
内容説明
特殊な審美眼を持つ少女・アイレは、とあるオークションで商品に贋作が紛れていることを見破る。これをきっかけに、オークションを運営する若き侯爵家当主・バルトルートの仕事を手伝うことに!慣れない世界で、最初は人にうまく頼ることもできないアイレだったが、不器用ながらも手を差し伸べてくれるバルトルートに、やがて心を開いていく。同時に、異常なまでに物の真贋に固執するバルトルートに違和感を覚える。その理由は、彼がオークションを主催しているわけにも深く関わっているようで…?
著者等紹介
白瀬あお[シラセアオ]
読者を引き込む軽やかな展開作りと、共感性の高いキャラクター造形が魅力の作家。「忘れたい記憶、消します」で第5回富士見ノベル大賞佳作を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ぐっち
ごま麦茶
葵上
よっしー
色素薄い系