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出版社内容情報
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内容説明
―剣士は魔術師には“絶対に”勝てない―。魔術至上主義の世界で、魔力回路が欠け、魔術が一切使えない肉体に転生したレイノスティア侯爵家の次男・クレイズ。しかし、前世では恵まれなかった剣の才能を限りなく発揮できる体に転生していたと気付く。その瞬間、彼は込み上げてくる悦びを抑えるのに必死だった。己のすべてを剣に捧げられるという悦びに…。魔物の辻斬り、暗躍する魔術師との対峙を経て、理外の剣技を磨くクレイズは、空虚な目をした美しき魔術の天才・アルセリアの心まで動かしていく―。異端の剣士が、魔術を斬る。令和の剣豪無双ファンタジー、開幕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
27
魔術至上主義の世界で魔力回路が欠け、魔術が一切使えない肉体に転生したレイノスティア侯爵家の次男クレイズ。異端の剣士が魔術を斬る剣豪無双ファンタジー。魔術を使えないのは前世と同じでも、剣の才能を発揮できる体に転生して家柄もだいぶ恵まれたクレイズが、魔物の辻斬りや暗躍する魔術師との対峙を経て、剣に捧げるひたむきな想いで侍女や兄、さらには魔術の才能に恵まれたアルセリアに少なからず影響を与えていく展開で、彼女との関係が今後どうなるのかも気になるところですが、同年代では抜きん出た存在となった彼らの学園編に期待です。2024/08/21
真白優樹
10
魔術至上主義の世界で、魔法が使えぬ身体に転生し剣に生きる為に頑張る物語。―――魅了され心奪われて。ならばそれを極めるのみ。 魔術優位なんぞ知った事かと言わんばかりに暴れ回り、立ち塞がるものをヒャッハーと切っていく物語であり、手に汗握るような戦いの面白さがある、熱さのある面白さのある物語である。結果を見せて執着され、挑むことになるのは新たな舞台。果たして好敵手となった令嬢と共に、一年で卒業する事は出来るのだろうか。今は未だ発展途上なその腕前は今後、何処まで高まっていくのか。 次巻も勿論楽しみである。2024/08/26
sao
10
読了。2024/08/21
史
3
昨今流行りの現代からではない転生物語。剣術で魔術を打ちのめすという方向性は嫌いではない。けどもなんでしょう、トーナメントとか学園とか、思ったよりもミクロの感じで進むなと。家族仲が良いのは珍しいけれども、なんかこう、順調過ぎるなと。別に既視感が悪いわけではないですが、なにか物足りなさがある。まあ、まあ。2024/11/27
菊地
3
剣が軽視された世界で剣を使って無双するタイプの作品。 同じ切り口の作品は先行作品でも多いし、同系統の作品と比べた時の新規性には乏しい。 ただこのコンセプトの作品としては抑えるべきところを抑えているし、無難な面白さはある。 2巻も読んでみようかな、と思えるくらいには印象は悪くない。2024/09/11
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