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出版社内容情報
カクヨム累計ランキング【第1位】作家・じゃがバターが新たに紡ぐ、
騒がしくも気ままな“二度目”の英雄譚。
魔王討伐の旅から五十年――女神の祝福によって身体を若返らせた最強の剣聖・スイルーンは、とある約束を果たすため、在りし日に成し遂げた冒険の旅程をふたたび辿ることになる。
のんびりとした一人旅になるはずが……半世紀前、ともに魔王と対峙した伝説の大神官(腐れ縁のじじい)がついてきた。
そこに、なぜか懐かれた聖獣(神々しいモフモフ)や、驚愕すべき才能に恵まれた最愛の孫娘たち(とてもかわいい)も加わり、規格外な面々に囲まれた、何かと騒がしい旅路に――。
魔王と勇者の戦いが思い出になった頃――平和を実らせた美しき世界を味わう、気ままな“二度目”の冒険が幕を開ける。
内容説明
魔王討伐の旅から五十年―女神の祝福によって身体を若辺らせた最強の剣聖・スイルーンは、とある約束を果たすため、在りし日に成し遂げた冒険の旅程をふたたび辿ることになる。のんびりとした一人旅になるはずが…半世紀前、ともに魔王と対峙した伝説の大神官(腐れ縁のじじい)がついてきた。そこに、なぜか懐かれた聖獣(神々しいモフモフ)や、驚愕すべき才能に恵まれた最愛の孫娘たち(とてもかわいい)も加わり、規格外な面々に囲まれた、何かと騒がしい旅路に―。魔王と勇者の戦いが思い出になった頃―平和を実らせた美しき世界を味わう、気ままな“二度目”の冒険が幕を開ける。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
32
魔王討伐の旅から五十年。女神の祝福によって身体を若返らせた最強の剣聖スイルーン。とある約束を果たすため、在りし日に成し遂げた冒険の旅程を再び辿るファンタジー。のんびりとした一人旅になるはずが、かつての仲間大神官マリウスが旅の道連れとなって、さらに懐かれた聖獣シンジュや魔女イレーヌ、「勇者」候補のアリナや魔女の弟子イオといった可愛い孫娘たちも関わって、一般人枠の傭兵タインから見たら、何か起きるのか心配になる規格外のパーティーですよね(苦笑)のんびりと旅を続ける中で、その目的も見えてきた今後の展開に期待です。2024/05/18
nishiyan
16
魔王討伐から五十年が経ち、女神の祝福によって若返った剣聖スイルーンが「とある約束」を果たすためにかつての冒険の旅程を辿るファンタジー。当初は一人旅だったはずが、かつての仲間・大神官マリウス、聖獣シンジュ、孫娘で勇者候補アリナ、魔女候補イオと旅の仲間が増えていくのも楽しい。そんな彼らと行動を共にすることになった傭兵タインがツッコミ役というべきか、世界の一般常識を教える役割を与えられているのは興味深い。女神がその存在を戸惑っていた神獣シンジュだが、ただのマスコットで収まるのか、それとも…。続きが気になる。2024/05/22
真白優樹
15
魔王討伐から半世紀、女神との約定により若返った剣聖が、とある約束を果たすために旅に出る物語。―――平和を享受するこの世界で、その先に視るのは本当の願い。 爺さん二人、孫世代二人、マスコット一体。結局そんな大所帯で旅をする事になりドタバタほのぼのになる中、各地で様々な事を楽しみ時に戦う物語であり、正に心躍るロードノベルである物語である。始まったばかりのなぞる旅、願いは友を救う事、それだけ。果たして本当の意味での討伐の旅は、どんな方向へと歩いていくのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。2024/05/18
椎名
11
増えてきた魔王討伐後もの。思ったよりスローライフ系+飯もの。地の文が結構特徴的で、相性の問題か少し読みにくく悔しい思いをした。特に表紙と帯の雰囲気が抜群に良かっただけに。出直してきます。2024/05/24
日坂愛衣
8
フリリアンのような穏やかな中にも激しい波乱がある作品を読んだ後だと、どうしてもこの小説版フリリアンが少し普通に感じられます。また、当初の冒険チームのストーリーがあまり描かれていないため、現在の冒険がかなり平和すぎると感じます。あの逆天のメンバーが小怪を倒すだけの冒険は、あまりにも圧倒的すぎると思います。今後は、一撃で倒されない敵が登場することを期待していますが、このような平穏無事なストーリーを単純に可愛い冒険のスローライフとして楽しむのも悪くはありません。特に、二人の孫娘と神獣様は本当に可愛いですから。2024/05/18