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出版社内容情報
魔術師たちの鎮魂を祈る『巡魂祭』の準備に追われる〈庭園〉内で、集団昏睡事件が発生する。
昏睡の原因となったファンタジーゲームにプログラムを組みこんだ人物は――
『久しぶり。――会いたかったよ、お姉ちゃん』
何年も前に死んだはずのヒルデガルドの妹・エデルガルドだった!
生徒たちを助け出すため、ゲーム世界にログインした無色たちだが……。なぜか乙女ゲー、ギャルゲー設定のNPC彩禍たちが立ち塞がり!?
「じ、実は……あの彩禍ちゃんのキャラクターモデルを作ったのは……私なの」
ゲーム世界でヒルデガルドが制作した彩禍ヒロインズたちを攻略せよ!
内容説明
魔術師たちの鎮魂を祈る『巡魂祭』の準備に追われる“庭園”内で、集団昏睡事件が発生する。昏睡の原因となったファンタジーゲームにプログラムを組みこんだ人物は―『久しぶり。―会いたかったよ、お姉ちゃん』何年も前に死んだはずのヒルデガルドの妹・エデルガルドだった!生徒たちを助け出すため、ゲーム世界にログインした無色たちだが…。なぜか乙女ゲー、ギャルゲー設定のNPC彩禍たちが立ち塞がり!?「じ、実は…あの彩禍ちゃんのキャラクターモデルを作ったのは…私なの」ゲーム世界でヒルデガルドが制作した彩禍ヒロインズたちを攻略せよ!
著者等紹介
橘公司[タチバナコウシ]
第20回ファンタジア長編小説大賞準入選作『蒼穹のカルマ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
31
魔術師たちの鎮魂を祈る『巡魂祭』の準備に追われる庭園内で起きた集団昏睡事件。事件解決のために乙女&ギャルゲー世界でNPC彩禍を攻略する第6弾。集団昏睡事件の原因となったファンタジーゲームを作り上げた、何年も前に死んだはずのヒルデガルドの妹エルデガルドのAI。管理AIのシスベルが囚われの身となり、ヒルデガルドがモデルを作り上げたゲーム世界に挑む無色たち。今回は人見知りでも好きなことには早口になるヒルデガルドの趣味全開の世界観で、引け目を感じていた妹との関係を軸に描かれる展開とその結末はなかなか良かったです。2024/04/21
わたー
23
★★★★★今回も面白かった。表紙の通り騎士ヒルデガルドにフォーカスした内容になっており、庭園内外で同時多発的に起きた昏睡事件を解決すべく、ゲーム世界に乗り込むというもの。彼女が趣味で勝手に3Dモデルまで作成していた、様々な設定の彩禍さん、口絵にもイラストあったが良すぎないか?私はオーバーサイズのパーカーを着たゲーセンに入り浸っている彩禍さんが好きです。また、ヒルデさんの第四顕現が、相手の強いてきたゲームの土台をひっくり返す系の能力だったのも良かった。その結果、なんだかデアラみが増していたようにも思えて、2024/04/19
椎名
11
恋愛シミュレーションゲームというのが作者の味というかこれまで書いてきた分の得意分野として生かされていて非常に良かった。ヒルデ良いキャラしてるんですよね、ネガティブでオタクでちょっとエッチで……これが嫌いなオタクはいませんという造形。姉妹のそれぞれの想いを掘り下げつつも、ラノベ的なドタバタを忘れずにやってくれるようなお手本のような一冊でサラッと読めてストレスフリー。そして気になる引きと。上手いな……。2025/01/08
霧月
8
読了!今回はヒルデガルドの掘り下げ回。しっかりと喰良も関与してたけど。これで大体庭園の主要メンバーの掘り下げは終わったのかな?ラストの電話の内容も急でビックリしたけど、一体どういう繋がりがあるのか続きが楽しみです!2024/05/04
史
7
疑似でも、本物以上に。2024/06/17
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