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内容説明
2019年、創刊50年を迎えた週刊少年チャンピオン。その歩みは栄光と挫折が交錯する獣道であった。歴代編集長へのインタビューを基に次々と明らかになる衝撃の事実!! 「ブラック・ジャック」「がきデカ」「マカロニほうれん荘」などの秘話も満載。いい歳こいた大人たちは、必死に子供たちへオモシロい漫画を作り続けた。汗と涙と酒にまみれた悲喜こもごもを「戦争めし」の魚乃目三太があたたかいタッチで描く力作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kei-zu
17
創刊から代々の編集者を中心に「少年チャンピオン」の変遷をたどる。かの壁村編集長のエピソードが楽しい。名編集者でも編集長として数字が出せなかった人は早々と異動させられるなど、組織の厳しさを感じます。 本書を楽しまれた方は、7代目編集長による「漫曲グラフィティ」も是非。同誌の舞台裏が書かれた名著です。2022/07/25
地下鉄パミュ
11
チャンピオンマニアは必ず読むべし。物心ついた頃からチャンピオン小僧な自分には感慨深い内容過ぎて、ここでは書ききれない。一言、今後もチャンピオン読み続けます!2021/10/21
フロム
8
創刊50周年にあたりチャンピオンの歴代編集長を取材すると言う本。企画本なので作家のチョイスが難しいが魚乃目三太氏の漫画は表情が柔らかいので感情表現が過剰にならず編集長と編集部員の関係が上手く表現できていて結果としてベストチョイスだったのでは無いかと思う。内容的には一言で言ってバランスが良いと言う印象を受けた。新しい編集長は編集長就任に辺りジャンプ、サンデー、マガジン各編集長と対談したりこの本を企画したりと事前リサーチをキチンとしてる辺り極めて手堅く実直印象を受ける。上手く運営できるといいなと割と真剣に思う2020/04/18
ぴよ(toyoneko)
0
タイトルどおり。ただ、「ブラックジャック創作秘話の方がよかったな…」という感想になってしまう。こちらはこちらで、柔らかい雰囲気の良い作品なんだけど…。特に良かったのは、プリンセスの話と、佐藤タカヒロ先生の話2020/04/23