出版社内容情報
梅之宮家に仕える斎に嫁ぎ、現人神である美幸の髪結師となった華弥。同じく神族である南之院との出会いや、あやかしが催す鬼灯会での活躍を経て、華弥は人ならざるものたちの世界を知る。そして斎が抱える秘密と闇、彼らの真の目的が明かされたのだった。
夏が訪れ、美幸の女学校が休みに入ると、華弥たちは神族が住まう里に帰省することに。美しい里の佇まいとは裏腹に、梅之宮本家の者たちによる陰湿なもてなしが華弥たちを迎える。里を変えるため斎たちが決起する時、華弥も大きな決心を下すことになり……。
内容説明
梅之宮家に仕える斎に嫁ぎ、現人神である美幸の髪結師となった華弥。同じく神族である南之院との出会いや、あやかしが催す鬼灯会での活躍を経て、華弥は人ならざるものたちの世界を知る。そして斎が抱える秘密と闇、彼らの真の目的が明かされたのだった。夏が訪れ、美幸の女学校が休みに入ると、華弥たちは神族が住まう里に帰省することに。美しい里の佇まいとは裏腹に、梅之宮本家の者たちによる陰湿なもてなしが華弥たちを迎える。里を変えるため斎たちが決起する時、華弥も大きな決心を下すことになり…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はなりん
8
シリーズ3巻。北の神族の里に里帰りした華弥達。そこで夫の斎から美幸と同じく自分も現人神である事を打ち明けられ、本家に乗り込むところから。本家に巣食う黒幕と北の里の歪んだあり様を正す為、族長達とともに立ち向かう。斎が悪夢に囚われ救出の為彼の夢の中に入る華弥。悪夢の中で彼の過去を見て彼の抱えているもの、そして自分との出会いを知り、更に斎を愛しく思う華弥と、過去を知られ開き直って素直にデレる斎がよき。黒幕を倒して北の里の立て直していく感じで一旦一区切りですが、国全体の問題に広がっていくのかしら?2025/06/22
粋
6
大好きなシリーズ。一巻からの秘密が明らかになる集大成とも言えるらしく、これで終わっちゃうの!?と思ったが完結とはなってないようなので一安心。斎が華弥にベタ惚れだが、出来ればもっともっとイチャイチャしているところみたいので(笑)それと今回はお家騒動がメインだったから仕方ないのかもしれないけど、髪結いシーンのイメージが薄かったので次回は華弥に髪結いでの大活躍に期待!!2025/06/18
色素薄い系
1
家の件が一件落着したのはいいけど前回までの流れをすっかり忘却していてキャラとか背景が全然分からず…1巻ではなんかよく分からないんだよなと思っていた斎が実は華弥に一目惚れだったのは意外。梅之宮はほぼ解体状態になりましたが斎も美幸も窮屈な思いはしなくて済みそうだし良かった。まだ華弥の母親の件だけ解決していない感じですかね…?2025/06/18
暮春
1
いろんな意味でいい感じにまとまってよかった!けど、ひとつだけ。路子はなぜ、娘を梅之宮に嫁がせたのか。秘密がすべて暴かれとあとがきにありましたが、まだ残ってるよ・・・!と思いつつ。次巻も楽しみにしております。2025/04/14
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