出版社内容情報
梅之宮家に仕える斎に嫁ぎ、現人神である美幸の髪結師となった華弥。同じく神族である南之院との出会いや、あやかしが催す鬼灯会での活躍を経て、華弥は人ならざるものたちの世界を知る。そして斎が抱える秘密と闇、彼らの真の目的が明かされたのだった。
夏が訪れ、美幸の女学校が休みに入ると、華弥たちは神族が住まう里に帰省することに。美しい里の佇まいとは裏腹に、梅之宮本家の者たちによる陰湿なもてなしが華弥たちを迎える。里を変えるため斎たちが決起する時、華弥も大きな決心を下すことになり……。
内容説明
梅之宮家に仕える斎に嫁ぎ、現人神である美幸の髪結師となった華弥。同じく神族である南之院との出会いや、あやかしが催す鬼灯会での活躍を経て、華弥は人ならざるものたちの世界を知る。そして斎が抱える秘密と闇、彼らの真の目的が明かされたのだった。夏が訪れ、美幸の女学校が休みに入ると、華弥たちは神族が住まう里に帰省することに。美しい里の佇まいとは裏腹に、梅之宮本家の者たちによる陰湿なもてなしが華弥たちを迎える。里を変えるため斎たちが決起する時、華弥も大きな決心を下すことになり…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
21
斎が抱える秘密と闇、彼らの真の目的が明かされた華弥。夏が訪れて美幸の女学校が休みに入り、神族が住まう里に帰省する第3弾。美しい里の佇まいとは裏腹に、梅之宮本家の者たちのもてなしは陰湿で、歪んだ里を変えるために立ち向かう斎たち。斎が悪夢に囚われ、彼を助けるために華弥が斎の夢の中へ飛び込み、彼が抱えていた闇や秘密と向き合う姿は凛々しかったですね。斎の素直な感情がようやく表に出て、伏線が回収され、梅之宮本家との対立を乗り越えて、関係も変わりつつある華弥たちが新たな一歩を踏み出す姿には確かな希望が感じられました。2025/10/21
はなりん
13
シリーズ3巻。北の神族の里に里帰りした華弥達。そこで夫の斎から美幸と同じく自分も現人神である事を打ち明けられ、本家に乗り込むところから。本家に巣食う黒幕と北の里の歪んだあり様を正す為、族長達とともに立ち向かう。斎が悪夢に囚われ救出の為彼の夢の中に入る華弥。悪夢の中で彼の過去を見て彼の抱えているもの、そして自分との出会いを知り、更に斎を愛しく思う華弥と、過去を知られ開き直って素直にデレる斎がよき。黒幕を倒して北の里の立て直していく感じで一旦一区切りですが、国全体の問題に広がっていくのかしら?2025/06/22
粋
7
大好きなシリーズ。一巻からの秘密が明らかになる集大成とも言えるらしく、これで終わっちゃうの!?と思ったが完結とはなってないようなので一安心。斎が華弥にベタ惚れだが、出来ればもっともっとイチャイチャしているところみたいので(笑)それと今回はお家騒動がメインだったから仕方ないのかもしれないけど、髪結いシーンのイメージが薄かったので次回は華弥に髪結いでの大活躍に期待!!2025/06/18
akogoma@灯れ松明の火@SR推進委員会
5
シリーズ3作目、完結編?2025/10/04
よっしー
4
斎と華弥の関係と、内輪揉めの問題は一応解決したけど…華弥の母のことや、美幸の運命の赤い糸の行方が気になるので、もう少し続いて欲しい。2025/10/02




