出版社内容情報
狂炎王子との魔術戦がついに実現! 教師や特級クラスの面々、果ては世界一の魔女までもが見守る死闘の行方は……?
さらに、クノンは休むことなく次なる研究テーマ――「魔術を入れる箱」の開発に取り組む。その前代未聞の魔道具開発は、派閥のリーダーを含む特級の生徒五人が、半年がかりで取り組む一大プロジェクトに!
しかしなぜか、校舎が一晩で森林化する異常事態が発生し、大騒ぎに……?
魔術学校一年目の集大成、魔術の深淵を垣間見る第四弾!!
内容説明
狂炎王子との魔術戦がついに実現!教師や特級クラスの面々、果ては世界一の魔女までもが見守る死闘の行方は…?さらに、クノンは休むことなく次なる研究テーマ―「魔術を入れる箱」の開発に取り組む。その前代未聞の魔道具開発は、派閥のリーダーを含む特級の生徒五人が、半年がかりで取り組む一大プロジェクトに!しかしなぜか、校舎が一晩で森林化する異常事態が発生し、大騒ぎに…?魔術学校一年目の集大成、魔術の深淵を垣間見る第四弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
25
★★★★★単位取得の目途が立ったことでようやく温めていた魔道具の開発に着手することのできたクノンを描く4巻。クノンと狂炎王子との対決だったり、校舎を1棟まるまる潰した「事故」だったり、言及したいことはたくさんあるのだが、いくら1校舎分が混ざった地獄の状況とは言え、まさか実験メモの仕分けでここまで紙幅が割かれるとか思わないじゃんか。でも、相変わらず楽しそうに生活していることがよくわかって良かった。寧ろ本編はミリカサイド。クノンと結婚するために暗躍し続ける彼女の、健気なところがやっぱり好き。2023/05/14
サンゴ
11
熱い戦いだった2023/05/11
八岐
9
★★★★ 魔術学校に入るまではクノンのハチャメチャっぷりに周囲が振り回される傾向があったけれど、学校だとクノンレベルのハチャメチャな人が結構居るし同類の変人には事欠かないので意外とクノンも目立たない……訳がないんだが、あのキャラクターで突出しないというのは学校ヤバい所ですよね。聖女様も完全に此方側になっちゃいましたし。人間味が増したのは間違いないんだが、真人間じゃなくて変人の方に大幅に舵切っちゃってるよ。2023/05/15
alleine05
9
前巻ではおあずけだった狂炎王子との対決が実現したり、校舎が一晩で森林化したり、世界一の魔女と出会ったり、魔術学校一年目がそろそろ終わろうとしていたり、それなりにあれこれあったはずなのだけど、何故かあまり大きな動きのない巻だったなという印象。というか、この作品、どういう方向を目指しているのだろう。どういう方向を目指しているのかわからないから話が進んでいるのかそうでないのかもよくわからないというか。タイトルに関わるクノンの目に何が見えているのかもずっと謎のままでまるで進展が無いままだし。2023/05/18
フラチキさんです
7
★★★★★ 作者さん4冊目。激熱な狂炎皇子との対決はもちろん、その後の研究や聖女のくだりなど全てが面白い安定のシリーズです。みんな変人なのに、某七つ魔と違って争いが起きないので微笑ましく読んでられます。ただ個性の大渋滞が起きており、人物把握が難しくなってきました...笑。ミリカ様もクノンに近づいていき、これからもクノンの周りは楽しいことだらけになりそうです。次巻も読みます!2024/06/05