出版社内容情報
◆魔法のiらんど大賞2021小説大賞恋愛ファンタジー部門特別賞受賞作◆
父は娘を【呪い】と呼んだ――。
没落貴族の女学生・鶴は、父に結婚を命じられる。売られるように決められた婚約者は、顔も知らない実業家の青年・秋人だった。
秋人が一人で住む洋館で暮らすことになった鶴は、初めて出会った彼から「自分は呪われている」と告げられ、その言葉に戸惑う。
暮らしの中で秋人が【呪い】と呼ぶ怪奇現象と苦悩する彼の姿を知っていく鶴。政略結婚にも関わらず、鶴を守ろうとする秋人の優しさにも触れ、 次第に彼の力になりたいと感じ――。
呪われし婚姻のその先で、少女は恋をはじめる。
※巻末には、本編のその後の二人を描いた書き下ろし短編「訪れた平穏、続く非凡なる日々」を収録しています。
◆登場人物紹介◆
・鶴(つる)…没落貴族の一人娘。女学生。とある事情で生家に居場所を見いだせずに育った孤独な少女。
・秋人(あきと)…実業家の青年。天涯孤独。【呪い】のせいで周囲の人々から距離を置いて暮らしている。
内容説明
父は娘を“呪い”と呼んだ―。没落貴族の女学生・鶴は、父に結婚を命じられる。売られるように決められた婚約者は、顔も知らない実業家の青年・秋人だった。秋人が一人で住む洋館で暮らすことになった鶴は、初めて出会った彼から「自分は呪われている」と告げられ、その言葉に戸惑う。暮らしの中で秋人が“呪い”と呼ぶ怪奇現象とそれに苦悩する彼の姿を知る鶴。政略結婚にも関わらず、鶴を守ろうとする秋人の優しさにも触れ、次第に彼の力になりたいと感じ―。呪われし婚姻のその先で、少女は恋をはじめる。魔法のiらんど大賞2021小説大賞恋愛ファンタジー部門特別賞受賞作。
著者等紹介
崎浦和希[サキウラカズキ]
「帝都の鶴は夜に羽ばたく」で、魔法のiらんど大賞2021小説大賞恋愛ファンタジー部門特別賞を受賞。本作は受賞作を改題、改稿のうえ上梓したものである(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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糸文