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出版社内容情報
平凡な少年・大和と、どこか浮世離れした美少女・聖良。
真夜中の出会いから始まった二人の関係は、夏休みの最終日に聖良が告げた言葉をきっかけに、大きく動き始める。
十月の文化祭を経て、大和は自分の気持ちを打ち明ける決意をする。友人たちの協力もあり、打ち上げ場所の遊園地で想いを告げる……はずだったのだが、
「――私、転校するんだ」
唐突に聖良から告げられた別れの言葉。聖良の言葉の真意とは。二人の関係に答えを出すために、大和が選んだ行動は――。
どこまでも自然体な聖女さんと過ごす青春と恋の物語、完結。
内容説明
平凡な少年・大和と、どこか浮世離れした美少女・聖良。真夜中の出会いから始まった二人の関係は、夏休みの最終日に聖良が告げた言葉をきっかけに、大きく動き始める。十月の文化祭を経て、大和は自分の気持ちを打ち明ける決意をする。友人たちの協力もあり、打ち上げ場所の遊園地で想いを告げる…はずだったのだが、「―私、転校するんだ」唐突に聖良から告げられた別れの言葉。聖良の言葉の真意とは。二人の関係に答えを出すために、大和が選んだ行動は―。どこまでも自然体な聖女さんと過ごす青春と恋の物語、完結。
著者等紹介
戸塚陸[トズカリク]
東京生まれ、東京育ち(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
35
夏休みの最終日に聖良が告げた言葉をきっかけに、大きく動き始める二人の関係。大和は自分の気持ちを打ち明ける決意をする第四弾。十月の文化祭での白雪姫の主役を演じた二人、大和の家に遊びに来て母親と仲良くなる聖良、そして友人たちの協力も得ながら遊園地で一緒に遊ぶ中で告げられた聖良の迷い。二人の関係に答えを出すための選択をした大和相手にお父さんもなかなか手厳しいな…と思いましたけど、それでも諦めずにそれぞれがしっかりと向き合って積み上げて、共にある未来を見事掴み取ってみせた二人の結末にはぐっと来るものがありました。2022/11/20
しぇん
22
完結。のんびりしてますが、結構好きな作品だったから終わってしまうのは寂しいですけど、きっちり最後まで書き切ってくれて良かったです。距離感がバグってる聖来の魅力が最後まで満載でよかったです。また、次作にあえれば2022/12/02
rotti619
15
華麗な見た目も併せてどこか浮世離れした天才・白瀬聖良と平凡を地で行く倉木大和とのロマンス、第4巻。今巻で完結。お盆の出来事で距離が縮まった2人だが、夏休み明けから聖良が好意は隠さないのに距離を取るようになった事から、大和が意を決して動く、というお話。この作品の良かった所は聖良が最初から最後まで孤高の天才を貫いた事と、大和自身は何かに秀でる事なく、彼女に添い遂げた所。天才だからといって、何でもできるわけではない彼女をひたすら支え、本音を引き出せる大和は、聖良にとってオンリーワンの存在だという説得力があった。2022/11/25
真白優樹
14
どこか憂いを秘めた聖良と文化祭を周る中、打ち上げで訪れた遊園地で衝撃的な話をされる最終巻。―――逃避ではなく抵抗を、それは歩いていく為の一歩。 高すぎるオトナの思惑に阻まれ、それでも二人で手を取り合って生き延びていくために、大和が一つの選択をする今巻。しんみりとした優しさと温かさが最後まで駆け抜ける巻であり、心温まる巻である。未来に向けて進む為に示した成果、そして許容。一つずつ乗り越えていった彼等はこれからも大丈夫だろう。離れる事は無いのだから、もう二度と。 うん、とても面白かった。2022/11/24
のと
7
あこがれたロマンティックな展開でした。聖来という女の子の可愛さが十二分につまっていました。自由な奔放な彼女に振り回されて楽しかったです。面白かったです。2022/12/05