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出版社内容情報
家族の何者かに殺され、そのたびに同じ日に戻ってしまうヒューゴ。
家族への復讐を決めた七度目の人生で出逢ったのは、「怪物」と噂される美しき少女・メルトレーザだった。
「本当に……この私に身売りをしても、後悔しませんか?」
明かされる彼女の正体。しかしヒューゴの凄惨な半生を知ったメルトレーザは、彼を何よりも愛し陶酔するようになる。
しかも「怪物」の一族の目は、ヒューゴに隠されていた力をも引き出し、狂った人生を次々と変えていって――!?
「あなたはもう、一人じゃない。この私が……家族がいます」
最厄の少女とはじめる、狂瀾やりなおしファンタジー!
内容説明
家族の何者かに殺され、そのたびに同じ日に戻ってしまうヒューゴ。家族への復讐を決めた七度目の人生で出逢ったのは、“怪物”と噂される美しき少女・メルトレーザだった。「本当に…この私に身売りをしても、後悔しませんか?」明かされる彼女の正体。しかしヒューゴの凄惨な半生を知ったメルトレーザは、彼を何よりも愛し陶酔するようになる。しかも“怪物”の一族の目は、ヒューゴに隠されていた力をも引き出し、狂った人生を次々と変えていって―!?「あなたはもう、一人じゃない。この私が…家族がいます」“最厄の少女”とはじめる、狂瀾のやりなおしファンタジー!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
29
家族の何者かに殺されて、そのたびに同じ日に戻ってしまっていたヒューゴ。家族への復讐を決めた七度目の人生で、「怪物」と噂される美しき少女・メルトレーザと出会うやりなおしファンタジー。メルの正体を気にしないヒューゴの凄惨な半生を知り、お互い心を通わせてゆく二人。これまでのやり直しで得た知識や剣術、暗殺術がしっかりと生きていて、事情を知る彼女の父・大公にも鍛えられたヒューゴが用意周到に復讐の機を伺う展開でしたが、お互いを大切に思う甘い二人の距離感も挟みながらで、それがわりと雰囲気を中和させていた感がありました。2022/07/21
サキイカスルメ
16
家族に迫害され六回の死を経験したことから、七度目の人生では家族への復讐を決意したヒューゴ。「怪物」と噂される大公家のお嬢様メルトレーザ。2人が出会い愛が生まれる溺愛復讐ファンタジー。最初の始まりは非業の死を繰り返すというハードなものではありますが、ヒロインメルと出会ってからはすぐにラブラブし始めるので復讐物の悲壮感みたいなものは少なかったと思います。好きなタイプのバカップルでした。メルの方がヒューゴを溺愛、その気持ちに応えたいと真っすぐに想いを返すヒューゴという構図が好き。イラストもとても素敵でした。2022/07/21
ホシナーたかはし
15
カバーイラストの、筆塗りかpc使用か分からない塗り方に惹かれて購読、正解。服装も変に露出過多ではないし、剣と魔法の世界であるのにスキルだチートだで省略せず、修行してるところが好印象。ただこの手の復讐ものはダラダラしたらつまらなくなりそう。最後に一つ、中扉のイラストを観たら、あなたは「隠者の紫っ!」と叫ぶw2022/08/08
TERU
11
家族の何者かに◯され、何度も同じ日に戻ってしまうヒューゴ。
家族への復讐を決めた七度目の人生で出逢ったのは、『怪物』と噂される美しき少女・メルトレーザだった。 「本当に……この私に身売りをしても、後悔しませんか?」 繰り返す度、家族の手によりこの世を去る主人公。七度目の人生では、自身の力ではどうにもならないと悟り、世間で怪物と噂されている令嬢にコンタクトを取る所から始まる復讐譚。 ダークファンタジーな雰囲気を感じましたが、意外にも恋愛要素が強い。 2022/08/12
真白優樹
8
家族に殺されるたびに死に戻る少年が、七度目の人生で身売りした大公家で半吸血鬼の少女に出会い始まる物語。―――初めて得た愛と家族、それを守る為に全力を。所々で仄暗さを交えながらも圧倒的に甘々なラブコメで彩っていく物語であり、報われて逆転する爽快感もあるからこそ、心にするりと入ってくるかもしれない物語である。まだ思惑は一つを潰したばかり。果たしてこれから本格的に始まるであろう戦いの中、二人の愛は何処まで高まっていくのか。そして少年の胸に燃える復讐の炎は、全てを焼き尽くせるのか。 次巻も須らく期待であるべし。2022/07/26