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出版社内容情報
救世主・神代風花は人類を救うため、一年後に死ぬ。
そんな彼女は初対面の僕に言った。
「私と付き合ってくれない?」
彼女が最期の一年でやりたいことを記した『救世主ノート』。
僕は彼氏として、その項目を一緒に埋めていくことに。
春の出会い、夏の花火、秋の文化祭、冬の逃避行。
思い出が増えるたびに気づいていく――神代は、普通の女の子だ。
人類の敵を狩っている最強の影遣いの僕なら、死ぬ前に彼女を助けられるだろう?
思わず読み返したくなる衝撃と驚愕のクライマックス。
『最強の能力者である少年』と『一年後に死ぬ救世主の少女』が織りなす最高のボーイミーツガール小説、誕生。
内容説明
救世主・神代風花は人類を救うため、一年後に死ぬ。そんな彼女は初対面の僕に言った。「私と付き合ってくれない?」彼女が最期の一年でやりたいことを記した『救世主ノート』。僕は彼氏として、その項目を一緒に埋めていくことに。春の出会い、夏の花火、秋の文化祭、冬の逃避行。思い出が増えるたびに気づいていく―神代は、普通の女の子だ。人類の敵を狩っている最強の影遣いの僕なら、死ぬ前に彼女を助けられるだろう?思わず読み返したくなる衝撃と驚愕のクライマックス。『最強の能力者である少年』と『一年後に死ぬ救世主の少女』が織りなす最高のボーイミーツガール小説、誕生。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まっさん
27
★★ タイトルのインパクトに惹かれて購入した作品です。面白い面白くない以前に、不思議な読後感を覚える作品だったなというのが率直な気持ちです。 物語は罪華と呼ばれる化け物と、人類を救う為に戦う背神者、そして世界を救う為にその身を犠牲にする事を運命付られた一人の少女を軸に展開されるものでした。タイトルからエンディングは2パターンのうちどちらかだと予想していましたが、まさかそうきたかと思わずびっくりしてしまうような展開がいきなり始まり、その余韻が冷めやらぬまま物語が最後まで進んでしまいました。 正直、今作に→2022/10/09
オセロ
25
人の罪が具現化した存在ー罪花に家族を殺され影遣いになった影山燐と、命を削って罪花を完全に消滅することが出来る力を持つことから救世主と呼ばれる神代風香。そんな2人が紡ぐ愛の物語。 風香の願いで、罪花と戦う聖墓機関の管理の元、風香と付き合うことになった燐。そんな燐が風香の死ぬまでにやりたいことに付き合っていくうちに、風香を一人の女の子として見るようになる王道の展開でしたけど、聖墓機関の思惑と、風香を愛する燐の想いと、燐の為に救世主としての役目を果たそうとする風香の願いがぶつかる壮絶なラストが印象的でした。2022/07/20
TERU
14
救世主『神代風花』は人類を救うため、一年後に死ぬ。
そんな彼女は初対面の僕にこう言った。
「私と付き合ってくれない?」
僕に選択肢などない。何故なら彼女は救世主であり、その命を人類の為に使ってもらう他無いのだから...
残された人生で思い出作りをする。所謂な難病系作品かと思いきや...とても良き作品でした。 この物語は、人の罪が産み出した穢れ『罪華』と呼ばれる化物と戦う人類のお話なのですが、その戦いを収束させるキーになるのが『救世主・神代風花』という少女の存在。彼女にその命を待って世界を救ってもらう為、2022/08/20
みやしん
12
ライトノベルなのにまるで映画を見ているような印象。作者には失礼だけど、バカ笑いしない○田守か無駄に空を飛ばない○海誠映像みたいだなと思ったり。設定偏重やおちゃらけハーレムでもなく、成る程とさせら且つ複雑でないから非常に読みやすい。ジュブナイル層にはもっと刺さりそう。2022/08/10
水無月冬弥
10
#ラノベ #キミラノ 純愛でシリアスでハードなセカイ系な現代異能バトルでした。哀しい運命の少女と復讐に燃えるし少年の愛の物語でしたが、いああ、綺麗にだまされました。違和感があったのですが気付けませんでした。そのまま、読んでも面白い作品ですが、あらためて読み直すとさらに面白くなる話です。1巻完結で綺麗にまとまったオススメ作品です。2022/07/25