富士見Ｌ文庫 おいしいベランダ。―亜潟家のアラカルト

竹岡 葉月【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2022/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 272p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040744155
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

★===★書き下ろし４編＆書籍初収録となるショートストーリー１３編収録★===★

　あの結婚式から二年経ち、ついに亜潟家でお正月を過ごすまもり。旅支度のためにひっぱり出したトランクをきっかけに、葉二と二人、シンガポールへの新婚旅行を思い出していた。
　そうそう、懐かしいですね葉二さん。ーーって、懐かしくても、鶏丸ごと一羽の海南ライスを作ったら食べきれないですよ！？
　食卓を囲んで、悩みも喜びにも向き合ってきた亜潟家の数年後。親友の湊、弟ユウキの恋模様など、気になる彼らの選択も描かれた書き下ろし４編と、書籍初収録となるショートショート13点を収録。

★===★著者新作書き下ろし『犬飼いちゃんと猫飼い先生　ごしゅじんたちは両片想い』も同時刊行！★===★

内容説明

あの結婚式から二年が経ち、ついに亜潟家でお正月を過ごすまもり。旅支度のためにひっぱり出したトランクをきっかけに、葉二と二人、シンガポールへの新婚旅行を思い出していた。そうそう、懐かしいですね葉二さん。―って、懐かしくても、鶏丸ごと一羽の海南チキンライスを作ったら食べきれないですよ！？食卓を囲んで、悩みにも喜びにも向き合ってきた亜潟家の数年後。親友の湊、弟ユウキの恋模様など、気になる彼らの選択も描かれた書き下ろし４編と、書籍初収録となるショートショート１３点を収録。

著者等紹介

竹岡葉月［タケオカハズキ］
１９９９年度ノベル大賞佳作受賞を経てコバルト文庫よりデビュー。以降、少女小説、ライトノベル、漫画原作など多方面で活躍する（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ツン]

Carrot cake大好きです！ニンジンとシナモンのキャロットケーキもおいしいけど、そっちじゃなくて、大根餅の方。どこかのお店で、お勧め通りに酢と胡椒で餃子食べたらおいしかったです。パンジーのジャム、食べてみたいです。亜潟夫妻、グリーン車なんですね。さすが社長。など、思いました。これまでの続きの感じの前半も良かったし、昔のエピソードが描かれた後半も良かったです。

2022/06/20

[真理そら]

周と湊は付き合いが長すぎて結婚のタイミングが難しいというよくあるパターンになってしまった。シンガポールキャロットケーキにびっくり、そうか大根はホワイトキャロットなのか。

2023/07/22

[佐島楓]

竹岡さんはこのふたりを徹底的にしあわせにしたかった、という気持ちがあふれ出ている作品。読者はしあわせのおすそ分けにあずかるわけです……。この先も大小の山と谷はあるかもしれませんが、みんながしあわせでありますように。

2022/06/25

[ぶんこ]

シリーズ番外編。シンガポールへの新婚旅行の思い出から、亜潟家への年末年始のお泊まり、そして待望の妊娠。葉ニさんの甘あまぶり全開。湊さん、ユウキ君、北斗君と周囲の人の後日譚と、とても楽しめました。すべて「あるある」の微笑ましいエピソードの中で、思わず検索したのが、練馬区役所のグリーンカーテン。ゴンドラで収穫とは、現場を見たくなりました。

2022/11/30

[papako]

黄色くなったゴーヤ、本当に美味しかった！教えてくれてありがとう。だけど、ゆうきの恋にはうまくいって欲しかったな。

2022/08/29