出版社内容情報
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 恋愛部門特別賞受賞作!
▼あらすじ
黒色が平和をもたらす『瑞兆(ずいちょう)』の証とされる中華風の異世界に迷い込み、璃寛皇国(りかんこうこく)の皇帝に拾われ後宮の妃になってしまった紗耶(さや)。
しかし退屈すぎる生活に限界を迎え、こっそり抜け出し男装して官吏として働き始め……気付けば大出世!
「黒髪ってバレても女ってバレても大問題だよね……」
滅多に姿を見せない『ひきこもり妃』とたった五年で尚書省次席まで登りつめた有能官吏。日々2つの顔を使い分け、次々やってくる国の危難を解決します!
内容説明
黒色が平和をもたらす『瑞兆』の証とされる中華風の異世界に迷い込み、璃寛皇国の皇帝に拾われ後宮の妃になってしまった紗耶。しかし退屈すぎる生活に限界を迎え、こっそり抜け出し男装して官吏として働き始め…気付けば大出世!「黒髪ってバレても女ってバレても大問題だよね…」滅多に姿を見せない『ひきこもり妃』とたった五年で尚書省次席まで登りつめた有能官吏。日々2つの顔を使い分け、次々やってくる国の危難を解決します!第6回カクヨムWeb小説コンテスト恋愛部門特別賞受賞作!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
25
生まれ変わりではなく、生身で異世界に呼びつけたヒロイン、たぶん日本の名前のまま。妃なのに官吏、髪の毛黒いのに脱色した部分を見せてるとか2重に秘密が。皇帝陛下がヒロインのこと好きすぎる。一縷かわいい。重版?続き出るなら読もうかな??2022/04/03
虚と紅羽
16
視点・シーンの切り替えが分かりづらい、ひきこもりとは、紗耶の有能さがイマイチ伝わりづらい、書物読み漁ったわりに文化知識レベルが低い、ここに至るまでの過程がないので置いてけぼり感、物語中盤でようやく出てくる過去回想。なにより事件の繋がりが分かりづらい上に全体像が曖昧すぎる。 最初から最後まで印象に残るシーンがない。課程の無い物語が超特急で目の前を駆け抜けていった気がする。以上。 で、結局一縷はなに?『月輪の君』の守護獣とかそっち系?のわりに皇帝の反応がないんだよな。あと四夫人の一人が昼食会に誘った心理は?2022/02/20
ぐっち
15
続きが出たので再読中。日本人のまま転生したヒロインが、妃と官僚の二重生活…。ヒロインのこと大好きそうな皇帝と、もふもふの一縷がかわいいです。2023/02/11
すがはら
14
庶民が基本金髪だけど名前は日本人名で違和感なしで制度的には中華風の世界。皇帝に後宮妃なのがバレるかバレないかのハラハラドキドキで引っ張るかと思ったら、知らぬは本人ばかりなりのパターン。5年も本人に気取られずにフォローしてた周囲の皆様が優しい。有能官吏なのは商業高校出で帳簿が読めるとか一度見ただけで数字が覚えられるとかフラッシュ暗算得意だから計算も瞬時に出来るとかって説明だけど、数字に特化してる分だけ他が抜けてるのでしょうか。皇妃の件はスルーしてちゃ駄目でしょ。ヘタレだけどグイグイも来れる陛下が良いです。2022/10/29
tomtom
13
五年染めてなかったら髪の黒いところが多くてバレるんじゃないかと思うけど、どんな風に髪を纏めているのか知りたい。計算に強くても出来る官吏とは限らないのに…とかいろいろ思うところはあるけど読んでいくうちに面白くなってきた。2023/09/05