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出版社内容情報
閑古鳥が鳴く冬。サラサのお店に王族がやって来た!! 依頼解決のために一行は冬山探索に挑むことになるのだけれど、一方で厄介な領主も来店してきて、問題は山積みに……!?
内容説明
アイリスたちの遭難騒動も束の間、ヨック村にとうとう冬が訪れる。採集者が休業する時期であり、閑古鳥が鳴くお店の現状に、金策へと乗り出すサラサたち。そんな中、お店を訪問してきたのは、なんと王族のお客だった。依頼を断るわけにもいかず、危険な冬山への素材採集に挑む一行だったが―。「す、凄いです。これが冬山…」「さすがはアイリスさんです。今回も問題発生ですよ」「これ、私の責任か!?」魔物の群れに襲われてしまうサラサたちは、その事態の裏で暗躍する領主・カーク準男爵の企みに巻き込まれることに!厄介続きの店舗経営は、無事に春を迎えられるのか!?
著者等紹介
いつきみずほ[イツキミズホ]
『異世界転移、地雷付き。』(ドラゴンノベルス)で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
53
電子書籍にて読了。自宅で読んでて「サラサやべー」より一番声に出した言葉ーー「外堀埋められとる・・・。」。いや、敵じゃなくてアイリスとの結婚の方で(笑)。サラサが色々やった余波の逆恨みからついに動いた領主ヨクオ・カーク準男爵。・・・今までで一番雑魚キャラ過ぎて、出るごとに小物と呼ぶと小物に失礼な雑魚キャラ感半端ない・・・。サラサの嫁入りを狙うロッツェ家一同の方があちらより頭脳働かせてんですが(そこに頭をフル稼働させてどうする!)。最後の話見ると余計に。2022/11/30
真白優樹
7
冬となりサラサの店に閑古鳥が鳴く中、王族からの依頼と厄介な領主が来襲する今巻。―――もう目を逸らさずに、そろそろ覚悟を決めようか。 王族の依頼を遂行するために冒険したり、厄介な領主に立ち向かったり。更なる厄介事と曲者達がサラサの周りを賑わす中、アイリスとの関係が一つの結実を迎える今巻。 サラサの規格外さが改めて明らかとなったりいつもとは違いサラサが周りに止められたりする、いつもの面白さを振り返り、更に深めていく巻である。ようやく決まった覚悟と増える大切。果たしてこの先の経営とは。 次巻も勿論楽しみである。2021/10/14
火狐@二児の子育て奮闘中
6
殿下登場ー!そこから波乱へ。けど、波乱度合いは普段?よりはずっとおとなしいかな(笑)今回は巨大昆虫とのあっさりの戦いでした。そして、ついに!(笑)2021/12/28
たろすけ
5
今巻は王族からの依頼を達成する冒険の話がメインで前巻にも似たようなシチュエーションですが前巻のような中だるみが無くサクッと読めました。レオノールさんの弟子になったマリスさん。ロレアちゃんとの2ショット挿絵がかわいかった。貴族出身の背金知らずなのか空回りしている彼女ですが良いキャラなので再度登場してほしい。4巻に出てきたノルドさん。行動が突拍子で地位的な話は本人が盛ってると思っていたのですが王族にも認められている存在とは。2023/07/13
雪見だいふく
5
前の巻でも面倒ごとに巻き込まれたサラサ達。 それは今巻でも…… まぁ、結果アレな輩たちを始末できたことは良かったのかも。 ただサラサの『結婚』問題は進退極まった感じ(笑)2023/01/05