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出版社内容情報
「あたしの闘士になってくれ!」
オークの英雄バッシュは訪れたドワーフの国で、ドワーフの少女プリメラからプロポーズ(?)を受ける。勘違いであることがわかり、一度は話を断るも彼女が参加しようとしていた『武神具祭』で優勝すれば、あらゆる望みが叶うことを知り――
「女を手っ取り早く手に入れたいってワケか……」
鍛冶師プリメラの闘士となることを決意する。
「あんたは馬鹿力で、剣の腕も大したことない」
「……間違ってはいない」
バッシュのことを知らないプリメラの心配をよそに、英雄は武を示し、当然の如く大会を勝ち上がっていく!
内容説明
「あたしの闘士になってくれ!」オークの英雄バッシュは訪れたドワーフの国で、ドワーフの少女プリメラからプロポーズ(?)を受ける。勘違いであることがわかり、一度は話を断るも彼女が参加しようとしていた『武神具祭』で優勝すれば、あらゆる望みが叶うことを知り―「女を手っ取り早く手に入れたいってワケか…」鍛冶師プリメラの闘士となることを決意する。「あんたは馬鹿力で、剣の腕も大したことない」「…間違ってはいない」バッシュのことを知らないプリメラの心配をよそに、英雄は武を示し、当然の如く大会を勝ち上がっていく!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナオフミ
30
手加減してもなお強い主人公、そこに痺れる憧れる。作中から溢れる主人公の強者としての格の違いがもろもろを巻き込み感動させる。強者とはこうあるべき、英雄とはこうあるべき、上に立つものの心境が少しはしれた気がします。しかし、不器用なところがあり強いだけではなくよういったところが主人公の好感度を上げています。2023/05/17
しぇん
20
KindleUnlimitedで。オーク英雄の物語の三巻。今度はドワーフの国。バッシュは相変わらず無敵ですので、未熟な武器防具というハンデ付きで大会に出ることで。最終的に皆の勘違いの尊敬が増すことになってるのが凄いですね。母国では更に英雄扱いになってしまってますね。2023/09/24
のれん
17
アンジャッシュも3巻になると予定調和感が否めないので、そこは今回は大人しくしてた感じ。 今作意外とTRPGの古き良き設定イメージを踏襲してるので、そこから膨らませた本編とあんま関係ない設定描写、過去回想が面白い。てか作者の好きが伝わる。 ガサツで口悪く、実力を過信する鍛冶師を行動で諭すのは上手く転がってるなぁと思う。対戦相手のオークも含めて、知らぬ間に世直ししてるのが本作の魅力。 後あとがきが面白いが、疲れが見えるような。別作品のアニメもあるし人気作家は大変だ。2021/11/21
サケ太
15
やっぱり好き。勘違い英雄物語なのだが、バッシュの発言を受け取った側が良い方向に転がってくれるため、かなり爽やかな印象が強い。2021/12/24
TERU
13
オークの英雄『バッシュ』が大切なものを捨てるために嫁探しの旅に出る物語。 今回はシリーズ最新第3巻。 ドワーフの国で花嫁を手に入れる為、鍛治師プリメラのパートナーとして、鍛治師達の祭典『武神具祭』に出場する事となったバッシュ。オークの英雄としてその武を示す。 本作の主は勘違いコメディでにあります。バッシュの行考えとは裏腹に周りの反応の乖離が面白い作品。今巻は全巻までに比べてら抑えめでした。バッシュもそこまで乗り気じゃない感がありました。次の国では嫁を見つけることが出来るのか楽しみです。2021/12/20
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