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出版社内容情報
幼少期に優しくしてくれた初恋の人――九条彩花さんが、美人女優になって帰ってきた。
俺は、あの時の恋を叶えたい!
「あたしが、恋のキューピットになってあげようか?」
助け舟を出してくれたのは、腐れ縁の幼なじみ・藤堂澪。
いつも通り、くっつきながらの作戦会議で彩花さん攻略は順調!
彩花さんは、家へと招待した俺だけに手料理をふるまってくれて――
もう少しで、初恋が叶いそうなんだけど……
「お風呂、また一緒に入ってみる?」ちょっと待て澪……!
「ぎゅって……、させてくれる?」お前、距離が近すぎないか――!?
これじゃ、俺のことが好きみたいじゃないか……!
初恋の姉の友達VS腐れ縁の幼なじみの三角関係ラブコメ!
内容説明
幼少期に優しくしてくれた初恋の人―九条彩花さんが、美人女優になって帰ってきた。俺は、あの時の恋を叶えたい!「あたしが、恋のキューピットになってあげようか?」助け舟を出してくれたのは、腐れ縁の幼なじみ・藤堂澪。いつも通り、くっつきながらの作戦会議で彩花さん攻略は順調!彩花さんは、家へと招待した俺だけに手料理をふるまってくれて―もう少しで、初恋が叶いそうなんだけど…「お風呂、また一緒に入ってみる?」ちょっと待て澪…!「ぎゅって…、させてくれる?」お前、距離が近すぎないか―!?これじゃ、俺のことが好きみたいじゃないか…!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海月
68
いわゆるジャケ買い。主人公、8年越しに戻ってきたお姉ちゃんの友達、幼馴染兼従姉妹の主に三人の三角関係ラノベ。ずっと積み読状態で約1年眠ってましたがようやく出番が回り読んでみましたがなかなか面白く感じました。なので読書メーターの登録数の伸びないのが不思議でした。ありきたり過ぎるしそこまで波乱がないからだろうか?結構日常に忠実というか恋以外は平和な感じがほのぼの系で読みやすく軽い感じで読めたためか僕自身はそれなりに評価できる作品でしたね☆2022/03/17
佐治駿河
36
表紙からもわかるようにダブルヒロインで三角関係になるまでの物語です。でもタイトルから考えると作者は最終的には幼なじみを勝ちヒロインにするつもりだったのでしょう。単巻しか出版されていないのでそんな結果には至りません。一応、ですが幼なじみ視点の描写が多めではあります。私的には可もなく不可もない作品の印象です。表紙のイラストは綺麗なのに残念です。2024/09/07
よっち
34
美人女優になって帰ってきた、幼少期に優しくしてくれた初恋の人・九条彩花。八年片思いしてきた織笠結斗が、腐れ縁の幼馴染・藤堂澪の助けを助けを借りながら恋心を募らせてゆく三角関係ラブコメ。優しい素顔も見せてくれるけれど、高嶺の花で簡単には叶いそうにもない彩花相手の恋。そんな結斗の背中を押してくれる澪との距離感は妙に近くて、感触は悪くないのにどこかブレーキを掛けるような彩花が抱える事情も明らかになりましたけど、複雑な三角関係を描くことになった三人の構図がこれからどう変わってゆくのか、今後に期待のシリーズですね。2021/05/22
まっさん
28
★★★ 長い間気の置けない距離を保ち続けた一人の少女と八年以上両片想いの状況でありながらもとある事情で主人公の気持ちに応えられない一人の少女が紡ぐ三角関係ラブコメ作品。 個人的にまずまず楽しめた今作。あらすじから想像していた程の修羅場感があまり描かれていなかったところは少し残念だったが、憧れの為にきちんと努力を続けた主人公に二人のヒロインも魅力的に描かれていたために楽しめた。主人公が少し鈍感気味なところは好みが別れるかもしれないけど、個人的には許容範囲内だったのかなと思う。 キャラクターに関しての不→2021/08/02
nishiyan
19
幼少期の心の支えで初恋の人である彩花と別れて八年。彼女との約束を果たすために勉学に勤しんできた結斗。そんな彩花が美人女優となって戻ってきたことから幼なじみで従姉妹の澪を巻き込んだ三角関係に陥るラブコメ開幕。高嶺の花となった彩花との恋に尻込みする結斗をサポートする澪に芽生えたある感情。彼に対する負い目がありつつも徐々に大きくなるのが面白い。彩花もある事情を抱えており、結斗を憎からず思っていても…。三人が抱えたジレンマが物語を面白くしている。ようやくスタートラインにたった二人がどう争うのか。次巻が楽しみです。2021/05/26