内容説明
人類圏の東端に位置する“灰の街”。灰が降り続けるこの街で、国家警察特務捜査官・トシヤ(30)は『ヒミコ』という薬物が関わる事件を追っていた。相棒は通称“ネコ”と呼ばれる幼女・ミィ。凸凹コンビが殺人事件調査や潜入捜査をこなしつつ―街のちょっと変わったSFグルメを堪能する!?「へいお待ち。電極培養豚の豚骨ラーメンだ」最終戦争後『食の復古主義』が興る未来都市で、殺伐とした事件に挑む年の差バディの、美味しくてすこし哀しい物語。
著者等紹介
黄鱗きいろ[キウロコキイロ]
『灰の街の食道楽』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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