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出版社内容情報
妹の家庭教師をきっかけに、親密な関係へと近づいていく幼馴染の愛沙と康貴。壊れてしまうなら今のままでいたいという想い、だけど抑えきれない好きという気持ちを抱え、二人は花火デートへ出かけることに。
内容説明
妹まなみの家庭教師を引き受け、疎遠だった高西家へ頻繁に通うことになった藤野康貴。怖いと思っていた幼馴染の高西愛沙とも学校以外で会うことが多くなり、彼女の怒った顔が照れ隠しであることにも、気付き始めていた。そしてお互いの離れていた時間を埋めるかのように、二人はバーベキュー、温泉、お泊まり会と充実した夏休みを満喫する。「ここまで仲良くなってたら、康貴にぃを落とすためにはもう一歩なんだよ」「告白…するしかない!」抑えきれない『好き』という想いと、今のままでいたいという想いを抱え、愛沙は康貴と花火大会へ行くことになり…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナギ
57
夏休みに入り、イベント盛りだくさんなのは良いですが、甘さ控えめなのにライバルも出てこないので、物足りない感じはしますが、それが流行った時期に書かれているので、仕方ないでしょう。妹がガツガツ攻めてくるとか彼女の友達がガツガツくるのは今のお話なので。もう少しだけ距離が縮まる時間が短ければ良かったですね。いつまでもくっつかないないので少し退屈してしまいましたが、ラストは熱かったです。2022/10/28
よっち
33
妹の家庭教師をきっかけに、距離が近づいていく幼馴染の愛沙と康貴。壊れるのを恐れる想い、だけど抑えきれない好きという気持ちを抱え、二人は花火デートへ出かける第二弾。女子会に引っ張り出されたり、バーベキューやお墓参り、合宿や花火大会といった一緒にいる機会が増えていって、もどかしい二人をサポートしてくれるまなみの存在もあって、おっかなびっくりな感じだった不器用な二人も頑張って、どうにかこうにか関係を前に進められましたかね(苦笑)ここからどんな二人が距離感になっていくのか、新展開もありそうで次巻も期待しています。2020/11/20
カシオペア2
15
夏休みのイベントが盛りだくさん。どんどん距離が近くなっていく康貴と愛沙。そして花火大会後にとうとう…というお話。個人的にはこんな感じのラブコメ大好物です。近すぎるというわけでもなく、かといって遠いというわけでもない。絶妙なバランスだなと個人的には思う。この物語でまなみは本当に可愛くて良い奴だなと感じた。物語はまだ続くがはたして2023/05/22
きっと
14
今回も甘くてほのぼのとした読後感で楽しかったです。私としてはじりじり引き延ばさない展開も良かったです。さらに、主人公二人に近しいまなみが諦めていないことから遠慮や牽制などが絡み次巻がどうなっていくのか読めないのもまた素敵です。新キャラクターも登場するようですし三巻の発刊が楽しみです。あと、控え目なデザインの表紙も独特で好きなので楽しみにしています。2021/01/01
げんごろう
14
舞台が夏休みということで、けしからんイベント盛り沢山で楽しませて貰いました。甘くて焦れったい愛沙と康貴も然る事ながら、天真爛漫な妹まなみが見せる健気さが最高にいじらしかったです。 なにあの可愛い生き物(笑) 今巻もしっかりと糖分補給できました。2020/11/27
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