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内容説明
「俺が“装備”しているのは“世界”だ」人類不可侵の危険領域に住むナクトは、魔物に襲われていた王女にして“姫騎士”のレナリアを助ける。装備の強さが全てを決める世界で、魔物を一撃で屠る桁外れな力を持つナクトの姿は誰がどうみても―全裸だった!?「ナクト師匠…レナリアに、全裸レッスンを、お願いします」ナクトの強さに憧れたレナリアに全裸の指導を懇願されるのだが…それは全裸無双の幕開けにしか過ぎず―。世界を救う道中で英雄の少女たちが、次々とナクトの前で装備を脱ぎ捨て、迫ってくることに!?最強全裸無双ファンタジー!
著者等紹介
初美陽一[ハツミヨウイチ]
第23回ファンタジア大賞の大賞×読者賞『ライジン×ライジン』にてデビューした、広島生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
11
装備の強さが全てを決める世界で、人類の希望である少女が危険領域で生きてきた謎の少年と出会い始まる物語。―――何物にも縛れず囚われず。それが世界、天衣無縫の唯一無二。何処までも自由に突き進む少年が、無自覚に無双しながら少女達に振り回される物語であり、気持ちの良い無双と合法的な少女達の痴態を楽しむのが正解であろう物語である。世界はまだまだ平穏を許さず。窮地の先にまた窮地なこの世界で、少年達はどんな英雄譚を刻むのか。全裸は果たして世界を染め上げてしまうのか。果たしてどうなるのか。 次巻も勿論楽しみである。2020/10/17
MERLI
8
終始ぶっ飛んでるなぁという印象ですね、真面目1割おふざけ9割ってところ。主人公がチート能力持ちでしかも全裸という二重でインパクト強いハズなのに、周りのヒロイン、敵、その他関係者全員が全力でボケ散らかすから、主人公個性弱まってんじゃん。ツッコミ役に回っちゃたじゃん。一番まともなのが主人公っぽくなったじゃん。とりあえず、勢いだけは凄かった。2021/01/11
リク
7
どうせやるならとことんアホに、と言わんばかりの勢いが嫌いじゃない。全裸なのは主人公? いや彼は世界を纏っている。全裸とは世界。ヒロインたちのエキサイト翻訳並みの超解釈、そこから性癖が連鎖していくのが作品のテンポを良くしている。かなりワンパターンな展開ではあるけれど、それもまたテンポの良さに繋がっている。頭を空っぽにしてちょっとエッチなライトノベルが読みたい時には最適な一冊。2020/10/28
TERU
5
自分を世界だと思い込んでいる精神異常者が最強な話。 方向性的にはスコップ無双が近いです。主人公が「俺の装備は世界だ」と言い続けていたら、ヒロインに囲まれてハーレム化。全裸宗教に加入していく流れが、理解しようとしても理解出来ない上級者向けの内容。 「俺が世界だ!」2020/11/22
koh3497
1
いい意味でアホな設定が好き2020/10/22