出版社内容情報
近づく二人の距離…安藤さん(犬)も応援してます!
▼△▼人気シリーズ、最高のハッピーエンド!!▼△▼
無愛想な高遠(たかとお)の動物病院には、日和(ひより)と雑種犬の安藤さんに加えて動物看護師である三芳(みよし)が入り、運営は軌道に乗ろうとしていた。
そんななか、以前高遠が退職に追い込まれた「井関アニマルクリニック」の院長が現れる。
「聞いてるかどうか分からないんだが…気まずい別れ方をしたものだから」
日和は高遠を思い、院長とのすれ違いが解消されるよう心を砕く。
一方、日和の元恋人が病院に偶然現れたことで、高遠との距離が変化する。賢く可愛い安藤さん(犬)に見守られながら、不器用な二人が選ぶ未来は…? 感動の最終巻!
内容説明
無愛想な高遠の動物病院には、日和と雑種犬の安藤さんに加えて動物看護師である三芳が入り、運営は軌道に乗ろうとしていた。そんななか、以前高遠が退職に追い込まれた井関アニマルクリニックの院長が現れる。「聞いてるかどうか分からないんだが…気まずい別れ方をしたものだから」日和は高遠を思い、院長とのすれ違いが解消されるよう心を砕く。一方、日和の元恋人が病院に偶然現れたことで、高遠との距離が変化する。賢く可愛い安藤さん(犬)に見守られながら、不器用な二人が選ぶ未来は…?感動の最終巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
68
会社が倒産したのでそれまでの経歴を生かしてフリーのデザイナーとして暮らす日和は海外赴任した姉夫婦のマンションの留守番兼安藤さん@犬の保護者をすることになった。元履物屋の看板が目立つ高遠動物病院へ安藤さんの予防注射をするために訪問したことで、なし崩し的に動物病院でアルバイトをする羽目に。高遠と日和の恋は日和の自覚の薄さによって物語の主流かどうか疑問だが、動物病院の描写が楽しくて一気に完結編まで読んだ。飼い主には無愛想で怖くても動物にこれほど優しい獣医さんなら飼い主も嬉しい。元カレは恋話展開のための起爆剤?2023/06/03
いたろう
65
シリーズ3作めにして完結編。ようやく看板ができ、動物病院らしくなった高遠動物病院。捨て猫が持ち込まれるなどのバタバタもありながら、やはり、本巻のポイントは、犬の安藤さんもやきもきする(?!)、遅々として進まない日和と高遠先生の関係がどうなるのか、ということ。なのに、お互い憎からず思っているはずの2人は、それぞれマイペースで、やっぱりなかなか関係が進展しない。一方で、日和が元カレと偶然再会したりと、不穏な空気も漂い・・・。どうなるかと思ったが、最後は、さわやかなハッピーエンドで、幸せな気分になれて良かった。2022/11/30
papako
42
保護犬にとって飼い主が変わるってどうなんだろう。安藤そんは幸せそうだからいいけど、本当のところはどうなんだろう。犬にとって飼い主ってなんなんだろう。2022/10/30
まるぼろ
38
最終巻。三芳さんの加入や看板の設置など運営も軌道に乗り始めた高遠動物病院だったが、日和の元恋人将生が彼女と愛犬の付き添いで病院を訪れ…というお話です。高遠先生と日和についてはかなり駆け足な印象がありましたが、それ以外の飼い主側の動物を飼う覚悟についてみたいな面はしっかりと描かれていてとても良かったと思いました。それでもやはりエピローグを読むと唐突な印象が拭えませんが…w 何にせよ幸せ感のある締めくくり方でとてもホッコリして読めました。次回作にも期待です。2021/03/19
papako
35
保護犬にとって飼い主が変わるってどうなんだろう。安藤そんは幸せそうだからいいけど、本当のところはどうなんだろう。犬にとって飼い主ってなんなんだろう。2022/10/30