- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 富士見ファンタジア文庫
出版社内容情報
転生した主人公は、元来持っていた社畜根性を炸裂させて来る日も来る日も修行に明け暮れた。特別な能力など何もなかったはずだが、修行の果てに訪れたのは、素晴らしき無双の日々だったーー!
内容説明
「これが魔力?は、吐きそう…」なんの特殊能力も持たずに転生してきてしまったシリウス…青桐恒。元・社畜な彼にあるのは、現状をありのままに受け入れる柔軟性(=流されやすさ)と、目の前のことを何も考えずにこなしていく根気良さ(=単純作業が大好き)だけだった。来る日も来る日もアタリマエのように目の前の作業=修行に明け暮れていたら「子供があんな魔術を?ありえなくない?」「まるで騎士様ですわ!」圧倒的な能力を身につけてしまい!?そして世界のどこかで魔王が復活しようとしていると聞き、冒険の旅に出る―。壮大なスケールで描かれる、WeB発の人気異世界転生大河冒険譚、書籍化開始!
著者等紹介
丁鹿イノ[トウカイノ]
第4回カクヨムWeb小説コンテスト(異世界ファンタジー部門)にて“特別賞”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
9
特別な能力を何も持たず異世界に転生した男が、持ち前の社畜根性と反復練習で、無双へと辿り着く物語。―――小さなことでも重ねていけば、いつか頂へと届くから。 才は無くとも継がれた血はあり、たゆまぬ努力と修行が秘められた力を覚醒させる。そんな骨が太めな、テンプレと言えばそれまでだがそれだけではない物語であり、物語を発展させるであろう様々な要素が散りばめられている事もあり、中々に見ごたえのある物語である。大きな戦果で英雄となった少年は、今度はどんな敵と切り結ぶことになるのか。 次巻も早く読みたいものである。2020/05/21
nawade
9
★★★☆☆ 第4回カクヨムWeb小説コンテスト異世界ファンタジー部門特別賞受賞作。Web版未読。幼年からの努力と両親からの英才教育でチート覚醒していくタイプのテンプレファンタジー。 タイトルから期待した社畜思考はあまり感じられなかったのは残念。 進学前はあれほどべったりだったのに、進路の別れが縁の切れ目みたいな状態になった上、しれっと同じような属性ヒロインに後釜に入られた幼なじみヒロインの扱いの悪さに涙。2020/05/21
くもり
4
普通かな。ごめん、よくある話としか感じなかった。女の子たちがあんまり可愛くなかったのも残念。2021/01/02
菊地
2
あらすじには「特別な能力など何もなかったはずだが」ってあるけど、最初から複数の特別なスキルを持っている気がするんだけど、このあらすじはどうなんだろう……2020/05/25
史
1
読んだあたしが悪いのだけれども、どうして10年前でも古いと言われかねないネット小説を書籍化しようとしたのか、とても理解に苦しむ。2020/11/30