出版社内容情報
王妃と仲睦まじいと評判の国王のもとに、第二妃として嫁いだ辺境領主の娘ベルタ。王宮で誰も愛さず誰にも愛されないと思っていたベルタは予想外の妊娠をしたことで、子供とともに政治の濁流に呑み込まれていく――。
内容説明
比翼連理の国王夫婦。私はそこに割り込む悪役の“第二妃”―。辺境領主の嫡女として生まれ育ったベルタは突如、国王に嫁ぐことになる。それも王室に前例のない“第二妃”として。愛されることも愛することもない生活を覚悟して輿入れしたベルタは、しかし儀礼的に済まされた三夜の儀式で妊娠する。継嗣のなかった王室にもたらされた待望の男児。その生母となった彼女は、やがて否応なしに正妃と対立し、我が子をめぐる権力闘争に巻き込まれていく…。激動のヒストリカル・ロマン開幕!
著者等紹介
西野向日葵[ニシノヒマワリ]
『王妃ベルタの肖像』(KADOKAWA)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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