出版社内容情報
子どもたちがドングリを育て学校が輝いた。ドングリがとりもった東京の小学校と地方都市の農家との交流。農村は知識ではなく知恵が学べるところだ。総合的な学習のヒントが、てんこもりのおもしろい本。
内容説明
ドングリの苗が、大都会の小学生たちと長野県飯田市の農村をつなぎ、農業体験や農家の人々、自然とのふれあいによって、子どもたちは、たくましくかわっていく―。農村は、知識ではなく、知恵が学べるところなんだ。総合学習のヒントも、いっぱい。長野県飯田市から発信する農業や農家の暮らし体験のすすめ。
目次
序章 ちっちゃなドングリの物語
第1章 ドングリの森をつくろう
第2章 こちら「結いの田」通信局
第3章 交流で農村を再生しよう
第4章 ぼくのふるさとができた
第5章 ひとまわり大きく、たくましくなったわたしを見てほしい
第6章 食と農の勉強をしよう
第7章 二十一世紀をきみたちに託したい
著者等紹介
井上弘司[イノウエヒロシ]
1952年、長野県生まれ。長野県立飯田長姫高校卒業。現在、飯田市役所産業経済部エコツーリズム推進室室長として、農村の活性化をめざし、農村と都市の交流事業に力をそそいでいる。その実績が認められ、内閣府から「観光カリスマ百選」認定、農林水産省から「都市と農山漁村との共生・対流推進会議」準備委員を委嘱されるなど、各方面で活躍している。「食農教育」「現代農業」「環境科学情報」など、専門誌への寄稿も多数ある
長谷川健郎[ハセガワケンロウ]
1950年、福岡県生まれ。九州産業大学芸術学部写真学科卒業。1978年、フリーの写真家として活動を始める。おもに自然破壊や環境問題などのフォトルポルタージュに力をそそぐ。平成14年に「講談社出版文化賞第33回写真賞」を受賞。「自然保護」誌の表紙写真を毎号担当
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。