ドラゴンノベルス 勇者パーティーで回復役だった僕は、田舎村で治療院を開きます

空 水城【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2020/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 320p／高さ 19cm
• 商品コード 9784040735597
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

世界に名だたる勇者が率いる最強パーティーで、メンバーの傷を癒す回復役として役割を担っていた少年ゼノンは、ある日突然パーティーを追い出されることに。何でも、ゼノンより強力な力を持つ回復役が新たにパーティーに加わることになったのだ。「僕は……お役御免？」居場所がなくなり失意のゼノンは、誰も自分のことを知らない田舎で、自らの傷を治す癒しの力を使って人々を助ける治療院を始めることを決意する。いろいろなハプニングに見舞われながらも、理想的なのんびり生活を手にしたゼノンだったが、ある日、盗賊団のメンバーと名乗る一人の少女が現れたことで、ただのんびり過ごすだけとはいかなくなり…！？
田舎村で自らの役割と生きがいを見つけた少年の、異世界田舎村冒険＆生活記！

内容説明

「あんたはもういらなーい」と勇者パーティーを追い出されたノンは、呪文を唱えず傷を治す特殊スキル『高速の癒やし手』を使い、片田舎で治療院を始めることに。村人を助け感謝されながら、悠々自適のスローライフを満喫するぞ！と意気込むも、謎の少女の登場で、新生活は意外な展開へ…。ノンのささやかな夢の行方は？若き院長の田舎開業奮闘記！第４回カクヨムＷｅｂ小説コンテスト異世界ファンタジー部門“特別賞”受賞作。

著者等紹介

空水城［ソラミズキ］
２０１６年『ぼっちは回復役に打って出ました―異世界を乱す暗黒ヒール』（アルファポリス）で書籍デビュー。２０１９年、本作で、第４回カクヨムＷｅｂ小説コンテスト異世界ファンタジー部門“特別賞”を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[彩灯尋]

勇者パーティーから追い出されたので、ゆったりとした田舎で治療院を開きながらスローライフ！のはずが…。回復役とはいえ勇者パーティーにいただけあり頭は回り、体の動きも悪くないというギャップがとても良い。勇者パーティーに対抗してなのかはわからないが、集まってくるパーティーメンバーもヴィラン寄りっぽくなってるのがオリジナリティあって好き。このヒーラー主人公の攻撃の仕方が好きだったので、他の作品のヒーラー攻撃方法を調べるのも面白いかもしれないな。

2023/03/18

[七辻]

Kindleunlimited

2024/01/26

[18mf_]

タイトルからもわかる通り「パーティー追放系」。追放されたあとに出会う仲間の魅力次第で面白くもつまらなくもなると思いますが、この本の最初の仲間プランは良いですね。物語は、かなり駆け足で進む感があり、個人的にはもう少しスローライフ＆ラブコメ感があってもいいのですが、最後に新たな出会いもあり、次巻も期待できそうです。

2020/05/04