- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 富士見ファンタジア文庫
出版社内容情報
文化祭が迫り、生徒会長の雪音さんは忙しさに興奮して学校でも性癖を漏らし始めた。流石にヤバイと、俺も一時生徒会に入りMバレを避けようと手伝うが――。月乃も花鈴も最近様子が変だし……お前ら一体なんなんだ!
内容説明
最近三姉妹の様子がおかしい。いや、元からおかしいんだが。旅行の後、花鈴はこれまで以上に裸でくっついてくるし、月乃はなんか扱いが冷たいような?すぐに発情はするけどな!一番の問題は―「忙しいの…とっても気持ちいぃ~!!」近々始まる文化祭準備の疲労で、学校でもドMが暴走寸前な生徒会長の雪音さん。…学校はマズいだろ。(絶望)非常事態に急遽俺も生徒会に加わり文化祭を手伝い始めるが、校内でお散歩プレイや縛りプレイを要求してきて…協力する意味!!まあ、黙ってれば働き者で人望も厚いみたいだけど。そんなエロ忙しい日が続くなか―え、雪音さんが、倒れた?
著者等紹介
浅岡旭[アサオカアキラ]
第二十九回ファンタジア大賞出身。『僕はリア充絶対爆発させるマン』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
羊山羊
10
長女の雪音回。ドM性癖を持つ彼女がドMに至った切欠を掘り下げていきながら話が進むのがもう完全に精神科医とかケアマネージャー的文脈でストーリーが進んでいて読んでいて存外に重い1冊に。 日常生活からの逃避先としてのドMとか、本著をエロコメとして笑いとばす云々以前に激重なんですよね。そこに更に前巻で恋心に気付いた花鈴の猛アタックが組みあわさって何ともカオスな状態に。あと、読んでいて思ったんだけど、主人公の三姉妹たらし込みは、主人公補正によるものなのか、→2024/05/24
真白優樹
9
文化祭の準備の多忙さに雪音の性癖が暴走しそうになる中、天真が急遽生徒会に加わり手伝いに回る今巻。―――繋ぐ絆と輪は違えど、想う気持ちに偽りなし。 三姉妹の中の残り一人、ドMな雪音に焦点を当て彼女とのイベントを描く今巻。舞台裏で花鈴と月乃の想い揺れる中、彼女を理解し違った形でも欲望を叶えようとする天真の頑張りが光る巻であり、雪音の想いも固まりいよいよ恋が本格的に動き出す、遂に関係が本格始動する巻である。気付かぬ彼が気付いた誰かの想い。果たして綻び芽吹く思いは誰の花が咲くのか。 次巻も勿論楽しみである。2020/01/21
リク@ぼっち党員
8
社畜=ドM。すなわち日本人は皆ドMだった? 今回は学園祭。王道イベントも変態たちの手にかかれば立派なプレイの場。被虐性欲、発情癖、露出願望。メインはあれど全員持ってるよね。もはや露出くらいじゃ驚かなくなってきた。だがゲーマーズ特典を見えるように挟むのはやめるんだ! 変態プレイと並行してラブコメとしてのイベントもしっかり行われているのが良い。変態を理解しようとする天真がカッコいい。また事情が複雑になったがどうなることやら。個人的には花鈴を応援したい。好きを自覚して積極的になってる娘には報われてほしいものだ。2020/01/18
えちょこ
2
変態三姉妹の長女・雪音の回。 生徒会長という多忙なところ、長女という責任感からオーバーワークになる雪音。 主人公の成長や長女・次女の恋心の発展とストーリーがかなり進んだ。 時間最終巻。結末が楽しみだ。2020/11/27
中性色
1
日付登録用。感想は後日2025/02/06