出版社内容情報
異世界の料理人として各国で大評判の栞。妖精族の姫の思い出の味を再現したり、絶品サンドイッチを朝食として提供したり……そしてレストランをより充実させるため、人員補充と弟子たちのレベルアップを図り――!?
内容説明
異世界の料理人として各国で大評判の栞。そんな彼女に今回舞い込んできた依頼は…妖精族の姫のおもてなし!?それも、彼女が幼い頃に食べた思い出の「甘いシチュー」を作って欲しいというもので…。「ロデ豆のシチュー ディルギット風」ほか、栞の弟子・ディナンとリアの挑戦と成長、またレストランに加わった新たなメンバーを描いた「迷宮大海螺のグリエ 旬野菜のエテュペ添え」を収録した第3巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆり
9
甘い豆のシチューにクリームコロッケバゲットサンドに、相変わらず異世界ごはんがとても美味しそうで料理人として妥協せず高みを追い求め続ける栞さんも見ていて気持ちがいい。リアとディナンもますます成長してきていて頼もしい。ディルギット・オニキスの過去がまたひとつ紐解かれて、もしや栞さんとマクシミリアン殿下にもっと直接的なかかわりがあるんだろうか。最後の最後の両者の気持ちの相違が不穏。ソーウェルさん気さくで頼もしいしオーサも最終的には立ち直れて良かったな。2019/12/22
fap
2
「あなたも異世界へ行きませんか。 戦士の方、募集中。 魔道士の方、募集中。 盗賊の方、募集中」 「料理人の募集はないようだ」 新しく人が入ってきたり、去りそうになったり。 生まれの違いが育ちの違いになることは仕方ない。 落ち込んだりもしたけれど、元気になってよかったよかった。 来る者は拒まず去る者は追わず、を地で行く主人公は厳しいのか優しいのかさて。 2020/07/04
ゆう
2
あながち意思の疎通が出来ているだけに、考え方というか、思惑というか、齟齬が生じているのに気づいていないのは、常識のすり合わせを行っていないからっていうのも大きいよねぇ。2020/03/02
Keid
1
おもしろいんだけど、あまり話に変化はない1冊か。Webにかなり追いついてきたけど、連載再開するかな?シリィの初恋の相手がヴィルギットに関係あるような気もするけど2019/12/16
こえり
0
Web版既読。前巻の感想で美味しそうだけど作る気にならないと書いたが、今回は作って食べたいメニューが目白押し。善哉なら白玉が良いな。お餅はお汁粉。コロッケサンドなら山型パン。お惣菜パンはハード系生地でソーセージパンかな、マスタードたっぷり効かせて。問題は餡子炊くと一人ては消費しきれない洒落にならない量が出来ることよね。シリーズ3巻目にして物凄い飯テロ巻だった。→2023/07/03
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