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出版社内容情報
準決勝へと駒を進めた帝国代表選手団。日輪の国との対決で試されるシスティーナの魔術師としての覚悟。一方、アリシア三世の手記の解読を終えたグレンに待ち受ける禁忌教典の騒乱。ここに、前哨の火花が散る!
内容説明
魔術祭典の準決勝へと駒を進めたアルザーノ帝国代表選手団。日輪の国のメイン・ウィザード、サクヤとの出会いにより、システィーナは魔術師としての在り方―“汝望まば、他者の望みを炉にくべよ”つまりは、己が望みのために、他者の望みを踏みにじる覚悟を試され―一方、ついにアリシア三世の手記の解読を終えたグレンは、“ルミアの異能”、“天の智慧研究会”、“Project:Revive Life”、そして―禁忌教典の謎に至ろうとしていた。魔術師たちの希望と混沌。魔術祭典決勝を前に、世界を揺るがす前哨の火花が散る!
1 ~ 1件/全1件
- 評価
椎名みさの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
36
魔術祭典の準決勝へと駒を進めたアルザーノ帝国代表選手団。日輪の国のメイン・ウィザード、サクヤとの出会いにより、システィーナは魔術師としての在り方を問われ、グレンは禁忌教典の謎に至ろうとする第十六弾。急激な成長に覚悟が追い付かない白猫の葛藤はとても彼女らしいなと思いましたけど、アリシア三世の手記でグレンが追体験する過去でここまでのいろいろな断片が繋がってきましたね。重要な局面へのジャスティス介入に加えて、魔術祭典決勝でも異変が起きて次巻もまた波乱は必至。キーマンになりそうなグレンや彼女たちの活躍に期待です。2020/01/18
むっきゅー
31
アリシア3世の時代に何があったのか、グレン・白猫・ルミア・リィエルの4人は、そもそも何者なのか。物語の核心に近づく第16巻。魔術祭典は準決勝が熱い闘いで、白猫の弱点(優しさ)を上手く衝かれた戦術にピンチを招く展開。そんな白猫にかけてあげたグレンの言葉に、白猫は魔術師としての覚悟を決め、同時にグレンに対する自分の気持ちを理解する。白猫最強。イグナイトの野望、ジャティスの介入など、世界情勢がカオスとなってしまったラスト、次巻の展開が全く予想できない。2020/01/21
nishiyan
18
魔術祭典準決勝。勝ち上がったシスティたち帝国代表はサクヤ率いる日輪の国代表との対戦で魔術師との覚悟を問われる中、グレンはアリシア三世の手記解読から世界の秘密に辿り着く本巻。初期にメンタル面の弱さが目立ったシスティがまたも苦しめられる展開は懐かしさとともに、最後にグレンがやってくれたなと安心感がある。手記の件はまだまだ謎は残されているものの、だいぶ見えてきたというところ。何といってもジャスティスが全てを持っていった感じが否めない。彼が導き出した正義の最適解が世界にもたらすものは何なのか。次巻が楽しみ。2020/01/24
しぇん
18
長かったトーナメントは終わりましたし、過去の重要そうな設定も明かされて着ましたが最後の展開はカオスの一言。本当に収拾に迎えるのか注目です2020/01/19
真白優樹
14
魔術祭典の準決勝へ進んだシスティーナが魔術師としての覚悟を問われる中、手記の解読に成功したグレンが世界の秘密に迫る今巻。―――その力、誰の為に何故振るう。 魔術祭典が盛り上がる中でいよいよ世界の秘密が紐解かれ始める今巻。今まで明かされていたのは極わずか。その厳然たる事実を突き付けてくるようにここまで来て世界が大きく広がる中、膨れ上がった不穏が破裂を始める巻である。望んだ平和は脆くも崩れ、魔人は嗤い世界を混沌に叩き込む。否応なく転換点に叩き込まれた世界は、果たしてどうなるのか。 次巻も早く読みたいものである2020/01/23
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