富士見ファンタジア文庫<br> キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦〈8〉

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富士見ファンタジア文庫
キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦〈8〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 280p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040731810
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

魔女狩りの夜が明け、混乱の責任を問われ政権が大きく揺らぐ中、女王代理であるアリスは、シスベル奪還をイスカに託す。イスカもまた自身らの目的のため、ヒュドラ家の研究施設『雪と太陽』への潜入を試みる!

内容説明

魔女狩りの夜から一夜明け、甚大な被害を受けた皇庁では、帝国軍襲撃事件の責任を問われ、女王聖別儀礼を急ぐ声が高まっていた。すべては黒幕であるヒュドラ家の思惑通り。女王の負傷により女王代理となったアリスは、黒幕を暴く鍵となるシスベルの救出をイスカたちに託す―。奪還の舞台は、ヒュドラ家の星霊工学研究所『雪と太陽』。そこで、イスカたちを待ち受けていたのは、「さあ、この世でもっとも気高い力を見せてあげる」―瑠璃色の髪を持つ太陽の女王候補・ミゼルヒビィだった!至高の魔女と最強の剣士の舞踏。皇庁動乱編、拍手と喝采の最終幕!

著者等紹介

細音啓[サザネケイ]
第18回ファンタジア大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

35
魔女狩りの夜で甚大な被害を受けた皇庁では女王が帝国軍襲撃事件の責任を問われ、女王の負傷により女王代理となったアリスは、黒幕を暴く鍵となるシスベルの救出をイスカたちに託す第八弾。黒幕の思惑通りな展開を覆すべく、ヒュドラ家の星霊工学研究所に潜入するイスカたち。新登場の王女・ミゼルヒビィは確かに強敵でしたが、それよりもミラを傷つけられて怒るサリンジャーや、イスカが絡むとポンコツになるお疲れ気味なアリスの方がインパクトありました(仕方ない)。いつの間にか帝国潜入任務で星庁の命運を託されてた燐…責任重大だな(苦笑)2019/12/20

nishiyan

20
帝国軍襲撃によって甚大な被害を受けた皇庁。全ての黒幕であるヒュドラ家の思惑通りに進む中、女王の負傷により女王代理となったアリスからイスカたちがシスベル救出を託される本巻。三家が睨み合う策謀渦巻く皇庁とイスカらによる息の詰まる潜入といった展開をぶち壊すかのように現れるサリンジャーが痛快。彼の女王への気持ちも然ることながらその目指すものが両国が抱える秘密へと読者を誘っているのが面白い。イスカとミゼルビビィの激闘とか熱いのだが彼の存在が特に光る。次巻は舞台を皇庁から帝国へと移り、どうなるのかとても楽しみ。2020/01/03

鳳梨

19
読了。サリンジャーさんが完全に主人公でした。ミゼル ヒビィさんが早速怖いんですが。もう少しお嬢様してて欲しかった。いよいよ始祖様が目覚めそう?シスベル奪還は次巻に持ち越し。

真白優樹

15
魔女狩りから一夜明け政権が大きく揺らぐ中、女王代理となったアリスの願いを受けイスカがヒュドラ家の研究施設へと潜入する今巻。―――巡る願いと思惑、その中響くは男の願い。皇庁動乱最終章、全てが敵の思惑通りに進む中、新たな魔女がイスカの前に現れあの男、サリンジャーも戦線に乱入する今巻。圧倒的に膠着状態、その中で自らの力を頼りに。そして盤外からの乱入者が大暴れし全てを覆す、シリアスと熱さが両極端だけど両立した面白さを齎してくれる巻である。皇庁を離れ帝国、そこで出会う秘密とは。 次巻も早く読みたいものである。2019/12/31

ささきち

12
表紙も飾るヒュドラの王女ミゼルヒビィその頭脳や能力も凄いのだが・・・今回のマジギレサリンジャーさんと比べて小物臭が凄いっすねwそれにしてもサリンジャーのミラベアに対する愛は素晴らしいの~自分や有象無象達には寛容であったり気にしないのだがミラベアを傷つけた相手には一切容赦せず単独で攻め込むこのお姿!実験体の魔女やミゼルヒビィですら敵と認めないほどの強さと上位の存在としての傲慢さが読んでいてとっても楽しかったわ。シスベルの救出をしようと乗り込んだイスカ達だが乗り込んだ先にシスベルは居らず帝国に移送された 2019/12/20

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