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内容説明
春日陽奈が、俺の、その…彼女になって数ヶ月、陰キャにとっての恐怖の大王・文化祭が襲来した。ウチのクラスは演劇か。よし、九条静紀はクールに去るぜ「王子様の役は静紀くんがいいと思います」おい春日、何言い出すんだ!陰キャをめざすなら、文化祭ソロプレイくらいしてみせ「このお化け屋敷すごい!一人なのに腕を組んだ感触がする」秒で俺を掴んできた!?結局陽キャ全開な春日に振り回されていると―「―秋月咲夜は、九条くんのことを愛しています」…陰キャ仲間・秋月から告白を受けた。え~と、一応俺、彼女…的な子は…いるんですが(陽キャだけど)。
著者等紹介
佐倉唄[サクラウタ]
第27回ファンタジア大賞にて『ノーパンツ・チラリズム』で銀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
5
文化祭という陰キャラの天敵のイベントが始まる中、劇の主役に選ばれたり秋月に告白されたりと騒動が続く最終巻。―――その一歩を踏み出す時、世界は大きく開きだす。 文化祭、静かでいいのに、大騒動。そんな七転八倒、静紀にとっては頭と腹が痛くなりそうな展開が続く巻であり、春日との触れ合いと多方面からの重圧に振り回されながらも一歩を踏み出す、小さいけれど確かな成長が見える、結実の温かさが嬉しく思える巻である。世界に示した自分達の関係。きっとこの手は繋がっていく、これからも、どこまでも。 うん、とても面白かった。2019/03/23
熱東風(あちこち)
1
こういうラノベも一風変わってて面白い。けど、このシリーズは全般的に変に理屈をこねくり回している印象が強い。それが人によっては敬遠されることにもなってしまうのでは?/あと、千坂先輩のルー大柴まがいの、中途半端なイングリッシュをコンバーセイションの中にインサートされるとリードするのがとてもハードだった。/バイ・ザ・ウェイ、佐倉先生のネクストのワークをルックフォワードしてます。2019/08/25
takave
1
完結。運命のヒロインと理想のヒロインを用意して選ぶっていうラスト良かったけど、この巻千坂先輩回も兼ねてたし、もうちょっと時間かけて読みたかったなぁという気も。2019/06/05
花火
0
満足度 ☆3/5 おすすめ度 ☆3/52020/03/29