マイクロソフトで学んだこと、マイクロソフトだからできること。

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784492502167
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C3034

内容説明

なぜマイクロソフトが世界最大のコンピューター・ソフトウェア会社として成長を続けてきたのか。また私自身が、どのようにして日本法人の経営を変革してきたのか。これからコンピューティングの世界はどのように進化していくのか…。

目次

第1章 “自分の役割”がある。マイクロソフトという選択(自分には合わない会社ではないか、と感じていた;これほど成功した会社が危機感を持っている ほか)
第2章 驚きの連続。“世界最大のベンチャー”企業(私利私欲のために働いていたら、こうはならない;「優先順位が高いのは?」「全部だ」 ほか)
第3章 会社は変わる。“日本法人の経営”に挑む(共鳴しやすい日本語のメッセージを作り、発信する;外資系といえども、ビジネスを行うのは日本の地 ほか)
第4章 最大のイベント“ウィンドウズ7”プロジェクト(秋葉原で数千人とともにカウントダウン;開発手法を劇的に変えたスティーブン・シノフスキー ほか)
第5章 マイクロソフトだから語れる“コンピューティングの未来”(次に訪れる大きな変化はクラウドコンピューティング;IT資産を「所有」することから、「利用」する方向へ ほか)

著者等紹介

樋口泰行[ヒグチヤスユキ]
日本マイクロソフト代表執行役社長。1957年兵庫県生まれ。80年大阪大学工学部電子工学科卒業。同年松下電器産業(現パナソニック)入社。91年ハーバード大学経営大学院(MBA)卒業。92年ボストンコンサルティンググループ入社、94年アップルコンピュータ入社。97年コンパックコンピュータ入社。2002年日本ヒューレット・パッカード(日本HP)との合併に伴い、日本HP執行役員インダストリースタンダードサーバ統括本部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

26
MSもご多分に洩れず患う大企業病。他人事ではない・・・。内外の”気づき”の重要性を再認識。お客様はもちろんのこと、中途採用故の著者の気づき。一方、セクショナリズムなど現場の閉塞感。処方箋も明確。本来の風土を取り戻すべく、リーダーの実行力と一貫性。CQOなどを通した可視化も、現場の心に繋がる。唯一、BCGと企業像に、コンプライアンスが含まれていないのが意外。著者の想いを感じたのが、2011年の社名変更。社会性を有言実行で体現!”写メへの対応”が如何に変化しているかも期待してます!?(笑)2015/04/20

akira

20
気になっていた一冊。 ふとひらめいて買ったが、かなり良かった。マイクロソフトの本でありながら、外資系大企業のビジネス本の内容が多め。勉強になる点や刺激を受ける部分も多かった。 行き詰まりの原因。その兆候。そこに気づけるかどうかと、そこでどうするか。実際に著者が行ってきたアンテナ張りや行動はとても参考になる。職場の疲弊は空気に現れるというのは、誰しもが経験しているのではないだろうか。 苦しくとも当たり前のことからきちんとやっていく。まずは行動から。 「正しいことをやっていれば、必ず石は転がり始める」2015/09/30

ノブ

1
グローバルのエグゼクティブが、各リージョンの現場の事を熟知している、上司のコメントを部下が否定できる会社、評価制度、日本から品質体制のリクエスト等、他の外資系にはない強みがいくつか感じられました。2017/01/03

Yuki Tobita

1
何かの組織に属している時、頭に叩き込んでおくべきベンチマークがある。MSの場合は、PCの普及率、日本教育市場でなぜまだ普及率が低いのか、日本MSの経営指標、現状、大型案件の状況、パートナーとの状況といったことを理解している必要がある。売上、予算に対する達成率、DB製品の普及率が他国と何%低い、シニア層のPC普及率が何%低いといったファクターでベンチマークが行われる。2016/07/06

もりけい

1
会社内部の風土や取組みは表にでないので貴重だった。MSではリーダー育成を見込みのある1%の若手に対して実施する。著者のリーダーの姿は、本当の知識を持って尊敬され、自らも圧倒的な仕事スキルを磨く。自分自身をふりかえると、圧倒的な仕事スキルが不足していると感じ、やる気をもらった。意外にもMSのビジョンは「ソフトウェアで人間の可能性を最大限に引き出す」であり、これなら応援しようと思う。2014/03/08

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