出版社内容情報
命より大切な恋人ユーリを守るため盾役として日々努力をしてきた冒険者のロジオン。それなのに彼女は他の男を選んで、去っていった。生きる目的を見失ったロジオンだったが、少女シエスとの出会いが彼に新たな一歩を踏み出させ、真の力の覚醒へと誘っていく――。これは、生きる目的を失った男が立ち直るまでのお話と、立ち直ってからの英雄譚。
内容説明
命より大切な恋人ユーリを守るため盾役として日々努力してきた冒険者のロジオン。それなのに彼女は他の男を選んで、去っていった。生きる目的を見失ったロジオンだったが、少女シエスとの出会いが彼に新たな一歩を踏み出させ、真の力の覚醒へと誘っていく―。これは、生きる目的を失った男が立ち直るまでのお話と、立ち直ってからの英雄譚。
著者等紹介
マルチューン[マルチューン]
ロシア在住の社会人。静岡生まれ、神奈川育ちの純日本人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nat
20
主人公が恋人に振られたどん底の状態からスタートする物語。仲間との絆や新しく守る対象の出現など明るい兆しが見えたところで終了。主人公の力の秘密や、この世界の全容など、まだまだこの先の展開の中で解明したいことがたくさんある。2019/02/08
しまふくろう
14
新創刊というのを見かけて購入。絵は渋格好良かった。 物語は恋人にフラれて失意の主人公が偶然出会った少女を助けた事が切欠で次第に立ち直る話。なんというか、タイトルから想像するよりもずっと重めで痛い。気持ちに余裕がある時に読むこと推奨。 どうなるのか続きが知りたいような、読むのが辛いから止めたいような複雑な読後感。 上下巻なら割り切って読めるんだけど、どの程度続くかも判らんのではなあ。2019/02/08
vivace
3
タイトルは軽いけれど中身は地に足のついたファンタジー。 例えば『ルガルギガム』が好きなら確実にツボ。 登場人物も血肉を持った存在と感じられ、主人公が信頼を寄せる人物たちに対して、自分も同じように好感を持って信頼を寄せられるのが心地良いです。 正月休みの空き時間に何も考えずに流し読み出来る本をと、セール中のリストから適当に選んだ中の1冊でしたが、気が付けばすっかり物語に入り込んで一気読みでした。終盤は残りページが減って行くことを惜しみながら読み進めました。出会いに感謝です。2020/01/03
みしぇるしゅーまは
3
久しぶりに面白いと思えた本。これからの展開も期待してしまうし、主人公とヒロイン?の関係も今後どうなるのかきになる所。主人公の人柄がとても良い味をだしていると思う。2019/09/15
くま吉
3
★★★★☆ 幼馴染と旅をする主人公。その主人公が幼馴染にフラれ、一人家路につくところから物語は始まる。 恋人との別れを引きずる主人公。その思いは軽くはない。しかし主人公にはそれを超える人としての矜持があった。 その矜持が新たな道を開く。 主人公がすべての期待を受け止める素晴らしい物語。2019/03/22
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