出版社内容情報
世界の常識を塗り替えるその医者は、姫騎士と共に国の頂点を目指す!選霊の儀ではずれ精霊を引いてしまい、出世街道から転落したグラス。だがそんな彼に命じられたのは、最前線で戦う、王女の騎士団の軍医となることで――。全てを癒す『はずれ』持ちが歩む、戦記ファンタジー、開幕!
とーわ[トーワ]
著・文・その他
橘 由宇[タチバナ ユウ]
イラスト
内容説明
魔法士として将来を嘱望されていたグラス。しかし、選霊の儀で「はずれ」とされる草の精霊を引いたことで、夢であった宮廷魔法士への道を閉ざされてしまう。めげずに適性を活かし、「精霊医」の資格を取得したグラスに、ある日王家から宮廷魔法士に任命するという勅命が届く。ただし条件として、王女が率いる女性だけの騎士団の軍医として、最前線の戦場に赴かねばならず―!?全てを癒やす精霊医の、戦記ファンタジー開幕!
著者等紹介
とーわ[トーワ]
「小説家になろう」で活動している関東在住のライトノベル作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かなっち
3
設定に惹かれて、手に取りました。お試しで2巻まで読んでみましたが、結構好みでなかなか面白かったです。ただ、女の子の胸が、大き過ぎるのが気になりましたが…。でも、精霊のお医者さんとか、癒しの魔法とか、読んでいて癒されました。3巻以降も、読みたいですね。2020/05/19
廣院湖南
2
表紙イラストも丁寧に描かれていて真剣さ世界観、真面目なストーリーであることは読んでいてすぐに感じさせられました。小説家になろう出身で角川から出版してこれからも別ジャンルに挑戦しながら才能をもっと開花させていってほしいと思える描写、表現力の高さですし、いろんな作品を出していってほしいです。2019/05/05
佐藤春海
1
ふて腐れて何もしなくなった瞬間に人生が終了するということを千田 琢哉さんは書いているがその実例みたいな主人公だ。ふて腐れなくても人生が好転するかはわからない。が、1つ言えるのは外れ精霊を引いても腐らず自己研鑽に励んだから彼は憧れの宮廷魔法士になれた。それがどこかの思惑でよこしまなモノがあったとしても。それは彼には関係ないのだから。成功の失敗は失敗ではなくなにもしないことと佐々木宏さんは書いているがそうかと思わされた1冊。2022/10/13
青
1
本屋で読了。 タイトルで気になって読んでみた。 主人公以外ほぼ女性のハーレム系かー…とか思って読み進めてたけど、思いのほかそっちじゃなくて、主人公もまじめさんで面白かったー。 Webの方未読なのでそっち読んでみようと思います(*^-^*)2019/07/14
菊地
1
「選霊の儀」による当たり外れの偏見(既成概念)が割と雑なので、周りから軽く見られてる展開までイマイチ恣意的に感じてしまう。2019/02/01