富士見ファンタジア文庫 モンスター・ファクトリー〈２〉左遷騎士と幻の真竜族

アロハ 座長【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2017/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 294p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040724874
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

落ちてきた流れ星は、ドラゴンの卵でした。魔物牧場での生活に慣れつつあるコータスはある日、落ちてきた流れ星からドラゴンの卵を拾い――『キュイ！』「なんだ？　俺の頭の上が気に入ったのか？」こうして大変なドラゴンの子育てが、はじまります。

アロハ　座長［アロハ　ザチョウ］
著・文・その他

夜ノみつき［ヤノミツキ］
イラスト

内容説明

魔物牧場の町にやってきてはや１ヶ月。左遷騎士コータス・リバティンは、魔物牧場の生活に慣れつつあったのだが、ある日、落ちてきた流れ星から“暗竜の卵”を発見する。なりゆきから、卵を預かることになったコータスとレスカは、親が迎えにくるその日まで、炎熱石の寝床をつくったり、近くの温泉にいったりと、大事に温めながら日々を過ごすことに。また、時を同じくして異世界から迷い込んだ少女の面倒を見ることになり、周りには家族と呼ぶべき存在が増えていき―「えっあ、わ、私とコータスさんが、ふ、夫婦！？」こうして大変なドラゴンの子育てが、はじまるのです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[スズ]

魔物を栽培・飼育する左遷先の牧場町での生活にも慣れ始めたコータスだが、突如魔の森に流れ星が落下し、その調査に向かう。落下地点で発見したのは謎の黒髪の少女で…。日本から異世界召喚されてきたヒビキがコータスとレスカとの同居生活を明るくいい意味でかき回してくれていて、美少女大好きで過激なスキンシップの多い彼女を変質者呼ばわりするジニーに笑みを零しつつ、魔法の先生になってくれるヒビキとの関係性が今後も楽しみに。魔物を美味しく調理するレスカの手料理が今回も魅力的。他人同士なのに本当の家族のような彼らの関係性が好き。

2019/07/06

[サキイカスルメ]

ドラゴン赤ちゃん、可愛い。ようやく魔物農場の仕事に復帰した辺境騎士コータスの元へ、異世界からやってきた女子高生とドラゴンの卵がやってくる2巻。本来は主人公ポジションでもおかしくない、異世界からの魔法チート持ちヒビキが加わりましたね。ヒビキはレスカやジニーに迫ってく女の子なので、ヒロインというよりは新しい友人といった感じでしょうか。上手く馴染んでいて、よかったです。ヒロインはレスカの一強だから、うん。レスカとコータスのやり取りは、ドラゴン赤ちゃんの子育てもあり、ますます夫婦化していて素晴らしかったです。

2017/11/21

[niz001]

新キャラ+登場。あんまり牧場しない。左遷騎士（元？）やけど物凄い後ろ盾得ちゃった。

2017/11/18

[真白優樹]

コータスが牧場での生活に慣れて行く中、流れ星から生まれた竜の親になる今巻。―――流星が運ぶは、新たな出会いと巻き込まれる厄介。異世界からの漂流者、そして偉大なる竜の子供。大切な家族、大切な仲間がどんどん増えていくコータス。そんな彼がレスカを始めとする周りの人達と仲を深め、騎士の立場よりも大切なものを選び取る今巻。何よりも大切なものはここにある。恐らく職を失う事になったであろう彼はこの先、この牧場でどんな仕事を見つけるのか。どんどん夫婦と化していく、もう結婚すればいいのに。 次巻も須らく期待である。

2017/11/21

[みるく]

電車内で読もうとしてあの口絵は衝撃的(T_T)

2018/05/17