内容説明
一〇八もの異界が存在すると言われる世界。クエス＝アリアスの魔道士クラウと師匠の黒猫ウィズはある日、魔法が廃れ、ガス灯が煌めく黄昏の都市へと迷い込んでしまう。そこは、“夢”と“現実”の狭間の異界。叶わぬ夢の怪物“ロストメア”と、夢見ざる者“メアレス”の戦いが繰り広げられていた。事情を聞いたクラウは、リフィルたち“メアレス”とともに“ロストメア”退治に臨むことになるが―。黒猫のウィズライターチーム・紫藤ケイ執筆、大人気シナリオ「黄昏メアレス」公式小説版が満を持して登場！！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いおむ
15
嫁棚本です！アプリゲーム『黒猫のウィズ』の異界エピソードの一つの小説化。結構気合の入った上質なライトノベルで面白かった。ゲーム内でプレーヤーとなる『君』をクラウというキャラに設定してありますが、ゲームをやっている人でもほぼ違和感ないと思う。異世界設定から成り立つ登場人物達や敵の描き方がしっかりしているので、厨二病的なところもそれはそれとして楽しいし、感情移入も出来ました。グッド(≧∇≦)b2019/08/15
雷華
11
アプリゲーム魔法使いと黒猫のウィズ内開催の３周年記念イベント(だったはず…)のノベライズ。待ってた…スッゴク待ってた…滅茶苦茶嬉しかったです。夢を見ない、夢を捨てざる終えない夢を持たぬ者『メアレス』と黄昏時に門を潜れば具現化してしまう捨てられた夢が魔物化した『ロストメア』の戦いを描く物語。本編の流れを知っててもプレイヤーキャラ含めた各々の心情や追加シーン等々もりもりで、分厚さに納得。出てくる精霊もお世話になってる子、推しの名が出るとテンションあがりました。2020/01/10
ゆっけ
7
ゲームをすでにプレイしていたのですが、それを込みでもとても楽しめました。ゲームでは描かれなかった部分や、「君」という存在の絡みがしっかりと描かれていて、初めてこのメアレスに触れる人も、黒ウィズプレイヤーにも楽しめる内容になっていると思います。今後新たな黒ウィズの書籍化を期待させる1冊でした。スザクの書籍化待ってます。2019/06/15
らま(羅眞)
2
結構分厚いし、黄昏全部の話が入っているのかと思ったけどそんな事なかった。補完部分も楽しかったし黄昏全編小説として出してほしいなー！2019/05/09
