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出版社内容情報
旅立ち、引退、死――アルフレイムに生きる人々の記録を描いた短編集!"呪いと祝福の地アルフレイム"。魔動機文明が色濃く残る大陸に暮らす人々。旅立つ冒険者、ギルドの受付嬢、死体回収屋、鉄道員――10の視点から描かれる、ソード・ワールド2.5の世界を見せる短編集が登場!
北沢慶/グループSNE[キタザワケイスラッシュグループエスエヌイー]
著・文・その他
ネコメガネ[ネコメガネ]
イラスト
内容説明
“呪いと祝福の地”アルフレイム大陸。北部に異界へ通じる奈落の大穴が空き、数多の魔物や蛮族に備えるため、人々は城塞都市に身を寄せ合い暮らしている。そんな、死と隣り合わせの大陸に生きる人々の視点で描かれる、「2.5」初の短編集が登場!旅立ち、引退していく冒険者、ギルドの受付嬢、死体回収屋、鉄道員―10の視点から描かれる、ソード・ワールド2.5の世界。冒険に出るだけではない“冒険者”たちの姿をご堪能あれ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiu
2
SW2.5の世界観・設定を紹介する10の短編集。読んだ感じ、ソード・ワールド短編集と、『〜コレクション』シリーズの間くらいの印象。いずれの短編も、より世界のイメージを膨らませることのできる内容で良かった。死体回収屋やギルドの受付、鉄道員といった脇役を描くことで世界観を豊かにし、冒険者の様々な姿を描くことで遊び手の想像力を刺激し、リカントやメリアなどの新種族、リニューアルされたバード技能を描くことがルール面の補足にもなり、ベーテ趣味全開のダンジョン飯な話が普通に面白い。もっといろんな小話が読みたい。2019/03/18
まつだ
1
10掌編集。2.5の設定紹介の意味合いもあるのだろうけど、簡単に読み終えられて、世界の理屈をちょっとだけ理解できて、それを足掛かりに想像をひろげて、プレイに反映できれば最高じゃないですかね。ルールブック、フレイバーで設定を説明するよりも、ずいぶんと楽しく読み終えられました。2021/02/11
蒼月霧葉
1
ソードワールド2.5の短編集。リプレイ方面と言うよりは、世界の隙間を埋めていくお話。世界で遊ぶのも楽しいですが、こうやって世界が形作られていくのが楽しいです。2019/03/13
文月煉
1
無印ソードワールドの頃には短編集がたくさんあったなぁと、懐かしく思い出す。短編小説は、そのままシナリオのネタになるし、ただ設定を説明されるよりイメージが想像できて良い。新種族のリカントもメリアも、全然想像できなかったのが急に身近に思えた。2019/01/19
はつかねずみ
1
主にソード・ワールド2.5になっての新要素やこれまで明らかになってなかった設定・職業(not技能)を紹介していくための短編集。 冷静に考えればあってもおかしくなかったけど想像すらしてなかった死体回収人等、世界観を深められる。 GMは勿論、PL専の人も読んでおくと設定を考える時に役に立ちそうだし、SW2.5をやってる人なら普通に面白い・興味深い展開も多いので楽しめると思う。2018/12/31