出版社内容情報
ご主人様に気になる人間のオスが? どんなやつか、ぼくが見極めてやる!ぼくの名前は愛之助。ご主人様は千尋。千尋は頑張り屋で、とっても可愛いメスなんだ。同居人のルーイ(ゴールデンレトリバー)もぼくも太鼓判ってやつを押すね。そんな千尋に最近気になるオスができたみたいで――。
汐見舜一[シオミシュンイチ]
著・文・その他
けーしん[ケーシン]
イラスト
内容説明
ぼくの名前は愛之助。背中のハート柄が自慢のオス猫だ。ゴールデンレトリバーのルーイと共に、千尋というとってもキュートな人間のメスと暮らしている。ぼくらの目下の心配事は、ご主人さまである千尋の彼氏問題。なにかとオス運のない千尋に、最近気になるオスができたみたいなんだけど…はたして愛する千尋を託すに値する人間なのか。「つまり、君の出番です。愛之助」「やれやれ、しかたないなぁ」人間ってやつは猫の手を借りたがるものだ。恋だって同じさ。ぼくが晃ってやつを見極めてやる!
著者等紹介
汐見舜一[シオミシュンイチ]
1990年生まれ。栃木県出身。第3回富士見ラノベ文芸大賞審査員特別賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うまる
29
飼い主の人生を応援する猫+犬のお話。展開はありがちだけど、細かい所にアニマルネタが満載で、動物好きはほっこりすると思います。ペットって飼い主を守ろうとしたり、落ち込んでる時によって来たり、喜怒哀楽に敏感なので、ホントにこんなこと考えてるのかもと楽しく読みました。美猫の小町たんのギャル口調みたいなのが面白かったです。動物がカワイイ小説読めてうれぴーまん。2020/06/11
しぇん
9
猫の目から見た飼い主の恋話。優しい人と動物ばかりで、ほんわか読むことが出来ました。2018/11/23
綾乃
6
インドアキャットを自称する愛之助。男運のない飼い主千尋が高校時代の1つ先輩の晃と再開、恋心を募らせていく様子を心配し、同居犬のゴールデンレトリバーのルーイや地域猫、近所の雀などを巻き込んで、晃の人となりを見極めようとする、愛之助目線のドタバタ恋愛物語。 愛之助のちょっとおバカで空回りしがち、でも命の恩人でもある千尋が大好きでしかたない様子や、おっとりした犬のルーイなど動物たちが可愛くて、ほのぼのとした読み心地だった。2019/01/26
ぽーのじん
4
ライトノベル的だけど、猫も犬も雀もかわいいから満足。2019/12/09
夏月
2
ヘタレ、思い込み激しい愛之助が、見当違いな行動を起こす事によって、飼い主たちに幸せがもたらされる、って話。愛之助のキャラがなんとも可愛い。雀や地域猫と交流を図り、助け合っている姿が、なんとも、ホノボノ。猫可愛いなぁ2019/01/08
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