出版社内容情報
いよいよ結婚式――な二人の前に立ち塞がるのは、亭主関白義父!?契約結婚から早数か月。咲と玲司の距離も少しずつ縮まっていた。そろそろ結婚式でも挙げましょうかなんて話も出てきた二人のもとに、玲司の父親から会いたいと連絡が! 頑固親父の登場で、新たな問題勃発か――?
紅原 香[ベニハラ カオル]
著・文・その他
さかもと侑[サカモトユウ]
イラスト
内容説明
駆け込んだ結婚相談所の相談員玲司と契約結婚をして早数か月。真面目で誠実な玲司に、咲は徐々に惹かれつつあった。そんな二人に、玲司の義父が早急に結婚式をするよう勧めてくる。しかも、義父の仕事関係者も呼ぶ盛大な披露宴を、と言い出して―。連れ子の遠慮から、身内だけのささやかな式がしたいという二人の希望を言い出せない玲司。「家族の顔も立てた方がいいかと思いまして…」「…私は家族じゃないんですか」契約結婚では本当の夫婦になれないの?夫婦って、いったい何?
著者等紹介
紅原香[ベニハラカオル]
宮崎県出身。2014年『東夾怪奇案内 自称小説家蔦市伊織の事件簿』(廣済堂出版)でデビュー。ゲームシナリオライターとしても活躍。数多くの作品を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
35
真面目で誠実な玲司に徐々に惹かれつつあった咲が契約結婚をして早数か月。そんな二人に玲司の義父が早急に結婚式をするよう勧めてくる第二弾。今度は玲司サイドの物語ということで、お互い少しずつ惹かれてゆく二人が直面した、一方的に意に染まない盛大な披露宴を勧めてくる玲司の義父の存在。これまでの長年の経緯もあってさらにこじれてもおかしくなかった父子関係でしたが、咲の前向きな姿勢がいい感じに作用して義両親との関係も二人の関係もだいぶ前進しましたね。いい感じにまとまった結婚式でしたけど続編あるならまた読んでみたいですね。2018/10/28
はなりん
14
2巻は玲司さんの義理父と実父との関わりなど玲司さんの「人となり」が表面化して楽しかった!両思いの2人なのに、結婚式で初ちゅうって・・・。契約結婚から始まってるけど、想いも伝え合ってるし、寝室のパーティションも取り払って並んで寝てるのに・・・何もなかったのね。まあ玲司さんらしいけど。2018/11/23
まはな
13
(図書館)完結?かな?新しい話も読みたいけど、もう契約結婚じゃないから表題が違ってくるよね。でもこの甘い関係も少し読みたいような・・・そんな読後感でした。2018/10/10
まいさん
11
契約結婚をした咲と玲司が、それぞれの抱える問題に向き合うことで、お互いが大切な存在となっていく。最後は、二人らしい素敵な結婚式になってよかった。2018/11/13
なな
11
1巻目が面白かったので、2巻目も楽しく読ませていただきました。前作よりも、二人のラブラブぶりにこちらまで幸せな気分になりました。玲司さんのカッコイイ度が急上昇でした。利害一致から始まった契約結婚とは信じられません。咲の職場の人たちもそれぞれキャラクターが濃くて賑やかな雰囲気がいいですね。続編あったら嬉しいです。2018/10/08
-
- 電子書籍
- アルミホイル・ソロキャンレシピ