出版社内容情報
日常から足を踏み外した、狂気と恐怖の支配する物語を体感しよう。平穏な日常のすぐ隣に潜む異界。まるでホラー映画や恐怖小説のように、殺人鬼、怨霊……あらゆる怪異が徘徊する異世界から、キミは逃れることができるか!?
芥邉 雨龍/冒険企画局[アクタベ ウリュウボウケンキカクキョク]
著・文・その他
高木 正文(株式会社ディー・エヌ・エー )[タカギマサフミカブシキガイシャディーエヌエー]
イラスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃか
1
ホラーを楽しめるTRPG。 基本は現代地球ですが、日常から一歩ずれた「ウラ」の世界。 怪異がすまう狂気の世界。 何らかのきっかけで、そうした世界に引き込まれてしまったPCが、生きて日常に変えるべく奮闘するシステム。 最後の破滅判定は、「成功すると破滅する」判定だから「成功してはいけない」というのが特殊ですかね。2019/06/02
マコト
0
説明が少し回りくどくて読みにくい。あとは、初心者向けにルールブックをデザインしてるわりに、ところどころの説明で「あとは想像で」みたいな書きかたをしているので、そこも完全な初心者にはちんぷんかんぷんになる気がします。ルールはものすごく単純だけど、覚えれば楽しいのにもったいない。(私の感想、いつも悪いことしか書いて無くて誤解されそう。わかりにくいから何度も読み直してるんだけど)2019/11/29
マコト
0
怪異の設定がわかりやすく分類されていて、ほかのTRPGでもシナリオフックやアイディアまとめるのに使えそう。ただ、内容は読んでいてかなり飽きがきた。実のところ、最後の最後に書いてあるシナリオ「聖胎胚領」を読んで、「あ、このゲーム面白うそう」とようやく思えたくらい。短時間で遊べることがクローズアップされがちだけど、ホラーを楽しむならさっと楽しむより、想定時間の1.5倍ぐらいは時間かけてじっくり楽しまないと、駆け足セッションになってしまって、遊んでもつまらないんじゃないですかね。2019/01/30
いしやま
0
とにかくエラッタが多い。 ・怪異に基本攻撃が記載されてない とか序の口、新人さん困るでしょうに…… 代わりに(というのも何だが) ・シノビガミの「秘密」に相当する「真相」は、ランダムながらほぼ自動で入手できる。 等、とにかくストレスなくホラー部分だけを遊べるようにしてある印象。その分、数値管理や駆け引き的な愉しみは薄い。短時間でワッと遊びたい時に。
睦月
0
簡単に言えば進行役が必要なゲームブック。 基本、行動を2択で選ぶシーンを3回してクライマックスの形となる(個別行動か全体行動かはシナリオ次第)。 サンプルシナリオは30分~60分目安で終了が目安なので、クトゥルフやインセインをやっている人からすると物足りないかも? シナリオはストーリーがカード化されているが、PLの行動によって話がちぐはぐになってしまったりするので、注意が必要。2018/04/19