富士見ファンタジア文庫<br> 暗殺拳はチートに含まれますか?〈2〉彼女と目指す最強ゲーマー

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富士見ファンタジア文庫
暗殺拳はチートに含まれますか?〈2〉彼女と目指す最強ゲーマー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 342p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040725550
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

初の大会挑戦! 対戦者は――ゲーマーアイドルで鋭一のファン!?恋人生活も、ゲームバトルも快進撃な鋭一と葵に大会出場の声がかかった! その注目出場者で、ゲーマーアイドルのアカリと出会う2人。鋭一のファンという彼女を前に葵は……この出会いで暗殺拳は、さらに進化する!

渡葉 たびびと[ワタシバ タビビト]
著・文・その他

きただ りょうま[キタダ リョウマ]
イラスト

内容説明

俺の彼女で、暗殺拳継承者な葵。彼女との日々は…「(窓から)遊びに来ちゃった」「ベッドに潜り込むのはいいけど、ここ4階だぞ?」相変わらず遊んで、甘えられな毎日!そんな俺たちが挑む、初の大会で立ちはだかるのは、実力急上昇中の大人気アイドルゲーマー・アカリ。なんと彼女は…「ずっとAIさんを追ってたんだから!」俺のファンだった!?特訓に割り込んできたり、デートに付いてきたりで仲がどんどん深まる俺たち。アカリに触発されて、葵の暗殺拳&恋人スキルもレベルアップ!?強豪たちを薙ぎ倒して勝ち進む、俺ちの中で頂点に立つのは、果たして…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばたやん@かみがた

10
アカリ、葵、鋭一三者の関係をライバル、友情、恋愛の3つの感情から整理してみる。出会ってから二人に対するアカリの感情はその3つが未分化で本人自身も持て余している。対する二人も「こいびと」同士と言いながら幼い反応に留まる。折角のデートの機会を葵が3人で遊ぼうと言ってしまう処が典型的である。本巻では準決勝での二人の対話に見られるように、このうちライバルと友情の関係が決着したと言う処かな。アカリも更に接近してきたので、次巻以降はいよいよ恋愛と残り二者の関係が俎上に上がってくるか。 2018/06/05

BUNBUN

7
2作目。今回はトーナメント戦がメインの話でした。相変わらず葵が可愛くてたまりません。新キャラも出てきてよかったんだけど、いまいちキャラが弱いかなって印象でしたね。2018/03/22

真白優樹

7
鋭一と葵に大会参加の声がかかる中、鋭一のファンのアイドルが現れる今巻。―――一人じゃ掴めぬ極がある、皆だから分かる楽しさがある。思わず感嘆の吐息を漏らしてしまう、目頭が熱くなる。何故か。それは戦う彼等の誰もにある種の確かな友情があるから、そして誰もが好敵手の環境の中、ぶつかり合い高め合う、その行為を心から楽しんでいるからなのだ。だからこそ虜になる、湧き立つような熱がある。誰もを巻き込む熱さと輝きが更に増す今巻、大会という場で新たな技を掴んだ鋭一と葵は、どんな戦いを繰り広げるのか。 次巻も須らく期待である。2018/02/23

シャル

5
web版のトーナメントは一応既読だけど、まあ概ね別物。サドンデスチャンピオンのA1に憧れ、自らも孤高の強さを身に着けようとするAKARIとのアレヤコレヤなこの巻。そんなAKARIとのラブコメ展開に流れそうになりつつも、それを捻じ曲げるのが葵の態度である。葵はAKARIとの三角関係ではなく別の道を選び、1巻がラブコメなら2巻は葵が友情を知る話となっているのが興味深い。孤高ではなく、気の知れた仲間と本気で競い合うからこそゲームは楽しく、上達していく。そういう意味でも、この巻もまた遊ぶことへの賛歌なのだろう。2018/04/03

リク

5
歌って踊って戦える、スーパーアイドルAKARI参戦。今回はトーナメント戦。相性とかコンディションとか、一発勝負の怖さがあるからこそトーナメントは面白い。アオイはいつでも本気かつ楽しそうに戦うから、ゲームってそうじゃないとと思うね。バトル以外では鋭一に憧れるアイドルの登場で二人の仲に変化があるかな〜と思ってたけど、鋭一の鈍さと葵のマイペースさで全然そんなことなかった。一人で地道に極めるのも面白いけど、みんなでワイワイやるのもまた楽しい。これからもお互いに吸収しあって強くなってほしい。2018/02/21

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