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出版社内容情報
ついに、上洛した長尾景虎。そこで、彼女が出会ったのは武士を志し、野望に燃える公家・近衛前久だった。さらに同時期。尾張からお忍び上洛する、かぶき者集団がいて……謙信と信奈。2人の歩みが急接近する!?
内容説明
「運命」が渦巻く川中島の地で、武田晴信と激突することとなった長尾景虎。そんな彼女に、ついに上洛話が持ち上がる。宇佐美、直江と共に向かった京で、彼女たちが出会ったのは…三好長慶に仕える妖艶な姫武将・松永久秀。そして、公家の身ながら武士に憧れ、野望に燃える関白・近衛前久だった。一方、時を同じく尾張では、王の座を巡って激しく争い、この地を制した、かぶき者集団が現れる。「果てしなく続く日ノ本の大乱は、わたしが終わらせます。望むのは―今は『天下』のみ!」ついに、あのうつけ姫武将が歴史の舞台に上がってくる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takka@ゲーム×読書×映画×音楽
10
第2次川中島の戦いから第3次まで描かれている。次巻はこのシリーズの最終回だけど、第4次川中島の戦いがあるということは上杉・武田にとって悲劇の連続が起きる。どう描かれるのだろうか。2024/10/17
史
3
隠れ、追いかけて、星来る。2021/05/07
尚侍
3
ものすごく面白かった。本編のスピンオフという位置づけではなく、こちらはこちらで独立して読んでも十二分に面白くなってきてますね。最終的には第四次川中島の合戦という悲劇が見えるだけにキャラの動きや心理描写が深いものに感じられ、良くも悪くもキャラが死なない本編とは対照的な印象ですね。まあ今の段階で次回が悲劇になるかどうかはわからないのですが、そうした部分まで含めて一日も早く続きが読みたいとしか言いようがありません。そしてこれを読み終えた後はもう一度本編の初巻を読んでみたいと思わされました。2017/09/18
ブー
3
外伝4!今巻は、第三次川中島戦迄の信玄嬢・謙信嬢の2面での物語。今巻もちょ~っと説明系が多!ただ、徐々に本編キャラがチラホラ・・・特に本編では既に退場された方たちがマダマダ現役で活躍されてましたね。また、ラストで天より降りうる星はかの御仁か!次巻はついに第四次川中島戦!また、今物語の最終とのこと。どう本編と合わせるのか気になりますね。2017/07/26
KAZE@がんばれない
2
天と地と姫と 第4巻、読了。織田信奈の野望 全国版の外伝作。龍の上洛 信奈の上洛。時期的には第2次と3次の川中島が描かれた。何人かが登場人物となり、何人かが退場していった。そして次巻で最終巻、いよいよ悲劇の第4次川中島が。たぶん、読むのが辛い内容が盛りだくさんになる。。2017/09/30