富士見ファンタジア文庫 非オタの彼女が俺の持ってるエロゲに興味津々なんだが…〈５〉

滝沢 慧【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2017/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 296p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040722993
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

聖夜直前の破局危機。仲直り作戦は……オペレーションNTR!?文化祭で萌香を怒らせてしまった一真。自力で仲直りを図っても上手くいかず「姉さんなんて即墜ち２コマ余裕です。お兄さん……私に寝取られてください！」涼香の不安すぎる仲直り作戦に乗った結果、大変なことに!?

滝沢　慧［タキザワ　ケイ］
第２８回ファンタジア大賞にて金賞を受賞。「非オタの彼女が俺の持ってるエロゲに興味津々なんだが……」にてデビュー

睦茸［ムツタケ］

内容説明

クリスマス。数多くのリア充たちが爆発しろと命じられる、恋人たちの一大イベント直前に、水崎さんを怒らせてしまった！こうなったら、エロゲ知識で仲直りを…「べ、別に小田桐くんとは話したくないんだからっ！」まさかのツンデレ発動で、役に立たない！？さらには…「姉さんなんて即墜ち２コマ余裕！『オペレーションＮＴＲ』発動です！」涼香ちゃんには、仲直り作戦と称して抱きつかれたり、メイド服で迫られたり、寝取られかけ…水崎さんがヤンデレ化して、状況は最悪に！２人きりで雪のなかでデートしたり、サンタコスで枕元に来てくれたり…そんな夢のクリスマスは実現するのか！？

著者等紹介

滝沢慧［タキザワケイ］
『非オタの彼女が俺の持ってるエロゲに興味津々なんだが』で第２８回ファンタジア大賞金賞を受賞、同作にてデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[佐治駿河]

前巻から主人公の一真とヒロインの萌香とのケンカ状態。そこで前半は涼香の暴走気味のNTR仲直り作戦。前巻の感想で期待した通り涼香が物語をかき乱してくれました。ですので、楽しく読むことができましたね。後半は一真と萌香との直接対決で解決。このケンカで二人の関係性がよりステップアップしましたね。ここで完結とも思えるようなラストでしたが、あとがきにて著者からまだ続きますとのコメントがありましたので、次巻は新展開になるのか？

2025/02/01

[ナカショー]

仲直りのために一真がとった行動も凄かったけど、仲直りした後のイチャラブも相変わらず素晴らしかったです。

2017/09/20

[かっぱ]

再読。萌香との仲直りを目指すシリーズ5弾。キャラクターに息が吹き込まれる瞬間というものがあると思う。それはともすればファーストインプレッションで出来上がることもあれば、ある行動をとったとき、ある台詞を口にしたときかもしれない。僕にとって萌香に息が吹き込まれたと感じたのはこの巻の終盤の一真とのやり取りの中だと思う。今までオタクにとって理想的で、都合が良くて、だけど彼女だってそこに生きた女の子のはずで。そんな萌香の物の考え方がしっかりと描かれたのがこの巻。とても良かったと思う。次巻からは未読なので楽しみ

2020/01/03

[KUWAGATA]

エロゲでつながった二人の恋なのに、なんてピュアで普通の恋なのだろうか、という感じの5巻。気まずいままで終わった前巻から引き続いて、縒りが戻るまでのエピソードが描かれているわけですが、まあ王道といえば王道という感じで特にひねりがあったわけではなかったけれど、その分真っ直ぐな二人の気持ちが伝わってきて、気持ちよく読むことができました。ほんと、タイトルこんなだけど、実に正統派のまともな笑ラブコメなんだよなあｗ

2017/12/28

[ジャックン]

萌香との仲直りを目指して奮闘するお話でした。この二人ならきっと……って心配はしてなかったので、涼香の作戦に対して一真と同じように『何言ってんだコイツ』と思いながら楽しく読めました。涼香のハイテンションぶりも中々可愛かった。初めて本音を叫びあったことで関係に関しての問題は無くなっただろうから今後は路線変更するのかな。仲直りしてからのイチャつきぶり凄かったね。次巻にも期待。

2017/06/06