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出版社内容情報
文化祭で兄妹が、恋人デート!?有名同人作家から永遠野誓の小説を批判された俺たちは、作家引退を懸けて同人誌対決をすることに。シナリオに悩む俺に、涼花は『母校の文化祭で恋人デート』をして欲しいと頼んできて!? もちろん取材だよな?
恵比須 清司[エビス セイジ]
第26回ファンタジア大賞<金賞>受賞作「女の子に夢を見てはいけません!」にてデビュー。
ぎん太郎[ギンタロウ]
内容説明
「もし私達が負けたら永遠野誓はラノベ作家を引退します!」同人誌即売会の会場で、有名同人作家の神坂姉妹から自分の書いた小説を「キモい」と否定された涼花はブチ切れて、同人誌対決をすることに!?負ければ引退って、どうすんだお前!作戦会議のため、アヘ顔Wピース先生の自宅を訪れた俺と涼花だが…「み、見ないでください…!こ、こんなはしたない…!」妹に何させてるんですか!?困り果てた俺に涼花が提案してきたシナリオは『お兄ちゃんと文化祭でイチャイチャデート』!涼花の母校の文化祭で、俺と涼花の恋人デートが始まる!?お前、生徒会長で有名人なのに大丈夫なのか?
著者等紹介
恵比須清司[エビスセイジ]
第26回ファンタジア大賞で金賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みかんめろん
29
アッタマ悪ー(最大限の賛辞)最高!甘い。マックスコーヒーより甘いです。頭カラッポになる麻薬。ツンデレ妹涼花にこれまたツンデレストーカー舞に茶化し役のアへ顔ダブルピース先生(なんちゅー名前だw)と女性陣がキャラが濃い😆有名同人作家の神坂姉妹に煽られて作家生活を賭けての同人誌対決、まぁ結末は分かり切ってるので楽しく読めます。Wピース先生に良い様に遊ばれる2人、取材と言う名の文化祭デート、生真面目な涼花の暴走ぶりに脳みそが溶けます。ダメだもうお腹いっぱいww。星4つ★★★★2024/12/16
むっきゅー
16
妹無双!やりたい放題だな、おい。取材と称して、お兄ちゃんとのイチャコラを満喫する妹と、疑問を抱きながらも妹好きの演技をがんばるお兄ちゃん。今巻は、引退を賭けた同人誌対決。その取材のため、兄と妹が学園祭デートをする。で、何だかんだで全校生徒の前で妹に何回も告白させられるお兄ちゃん。妹大勝利。これ妹がメインヒロインでなければ最終回を迎えているほど、完全に振りきれたラブラブ展開でした。そんな終始振り回されたお兄ちゃんですが、同人誌対決ではアへ顔Wピース先生と二人で大活躍。お兄ちゃんの成長が見れてよかった。2017/11/07
ツバサ
16
涼花の脳内だだ漏れが日常的になってるけど、いつ祐が気づくのか。そして、作者代行の件はバレるのか。この二つの要素を上手く醸し出してて面白い。一体何冊続くのか楽しみだな。2017/04/24
真白優樹
16
有名同人作家と同人誌対決をする中、涼花の母校で文化祭デートをする今巻。―――好きという気持ちを賭けて。そして少し踏み出す一歩。同人誌対決が若干二の次、文化祭デートな今巻は涼花が相も変わらず暴走を繰り広げ熱暴走していく中、周りに見せつけるように一歩を踏み出す巻となっている。見せつける作品への愛、ぶつけるお兄ちゃんへの愛。告白に祐の心の壁も少しは揺らいだのか。いつか答えを出すという約束、その約束が果たされる時、出す答えとは。相も変わらず妹が可愛い、そんな日常はどこまで続くのか。 次巻も楽しみである。2017/04/23
彼方
12
同人誌即売会の場でWピース先生のファンである神坂姉妹から小説を否定され、同人誌対決を受けることになった祐たち。同時に迫る文化祭でシナリオのため、涼花は取材と言い張り兄とのデートを決行する第3巻。アニメだとアレでしたけど、神坂姉妹もやっぱり原作絵だと可愛らしくて良いですね。今回は涼花の語り部も多く祐への愛が本当盲信のレベル…実妹で両親もいるのに何が原因なのか。相変わらず皆鈍感はものの、わちゃわちゃしているラブコメパートも安定していて、兄の背中を押すとサブヒロインが沸くという…板挟みなオチにも笑わされました。2020/04/18