カドカワBOOKS<br> エスケープ・シープ・ランド

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エスケープ・シープ・ランド

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  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784040722221
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

死ぬときは――一緒に死んでね! 孤島の遊園地で始まる殺戮のゲーム!親からの虐待により、人間不信の中、どこか醒めた生活を送っていた柏木大悟は、突然、見知らぬ女子とペアを組み、命を賭けたゲームに参加させられることになるが……?

馬場 翁[ババ オキナ]
小説投稿サイト「小説家になろう」に2015年5月より『蜘蛛ですが、なにか?』を投稿開始。初投稿作品だったが一躍人気作になり、本作で書籍化デビュー。

輝竜 司[キリュウ ツカサ]

内容説明

「どちらかが死ねばもう一人も一緒に死にまーす」虐待を受けた過去から、孤独を愛する高校生・大吾。昏睡から覚めた彼を待っていたのは、遊園地を舞台にした謎のゲームだった。着ぐるみの狼が火器で男女を黒焦げにするのを見て、大吾はこれが命を賭けた勝負だと実感する。勝利条件は見知らぬ異性を相棒に、生きて7日目を迎えること。他人を信じられない大吾は、果たして生き残れるのか?『蜘蛛ですが、なにか?』コンビが贈る最凶デスゲーム開幕!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さあささん

2
群像劇のデスゲームものです。/色々な人が羊と狼の殺し合いに参加する話ですね。主人公格は大吾です。憎悪と愛の物語でもあります。人間として狂った人々が多数登場しますが、キャラの人数の割にページ数が少ないため内面描写はそれなりですが背景描写が薄い印象があります。もう少し何人か掘り下げて欲しかったですね。優の造詣はすごく良かったです。大吾とのエピローグと最後の挿絵はゾクゾクしました。/デスゲームものらしく煮えきらない終わり方ですが、続いてくれたら嬉しいです。2017/03/16

プリムローズ

1
デスゲームと「蜘蛛ですが~」が好きなので、とても期待して読み始めました。各キャラの掘り下げが弱いせいで、緊迫感なく淡々と話が進み、あっけなく終わりました。ここまで主人公が活躍しない話も珍しい。キャラも話の展開も魅力がないので、続編書くより蜘蛛の方に専念してほしいなあ。2020/10/18

しぐ

0
7日間狼に殺されなければ賞金が貰えるゲームのはなし。大吾が最初から最後まで報われない。大吾の母親がクズすぎて…最期までクズってどういうことなの。唯一の救いは優に惚れられ守られたことかな。次巻発売されるのかな?2017/11/16

るるる

0
設定は、ライアーゲームと逃走中とバトルロワイヤルを足した感じ。 借金した人が、追いかける狼から一週間前逃げたら勝ちという、ゲームに参加させられて殺し合うストーリーです。 さらっと読めました。戦闘シーンは短い文章の連続で臨場感ある表現になってます。 もっと、登場人物のキャラや背景を書き込んで欲しいです。 ストーリーがもっと広がると思います。2017/05/17

Sept

0
一気に読み進めて、終盤の加速感は悪くなかったが、あっさり終わってしまった。思わせぶりなキャラが何人も登場したものの、群像劇にもなっていないように思った。2021/10/02

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